いつかバトンタッチする日まで
甘えん坊な5歳の末っ子くん。
お姉ちゃんたちのことも大好きだけど、
やっぱりママが大好きなのは伝わってくる。
気付けばくっついているし、
気付けば膝枕の位置にいる。
(その行動はあまりにも自然過ぎて、彼のことは甘え方の師匠だと思って尊敬している。)
ママが大好きだよと真っ直ぐに伝えてくれる。
かまってくれないといじけてしまう。
いないことを寂しがってくれる。
ママの言動を敏感に感じ取って表情がコロコロ変わる。
ママのことが気になって仕方ないのだ。
ただ、
今では息子くんの一番かもしれないけど、
いつかは誰かが彼のいちばんになる。
もしかしたら私はいつの日か、
5番目以降になってるかもしれない。
大人になったら気が合わないかもしれない。
でもね、それでもいいと思ってる。
息子くんにとって大切な人が出来たら
それは私にとって嬉しいことだから。
誰かを愛することができる人に
成長してくれたなら、何より幸せなことだなと思う。
寂しさとか、取られちゃったとか、母親なのにないの?
と薄情な母に見られるかもしれないけど、
うん。ないっ!!!笑
ともに過ごした時間は消えないし、
想い出が薄れるわけでもない。
それでいいんじゃん?と思ってる。
ちょっと寂しいくらいのが
幸せなことだと思うんだよ。
それだけ幸せな時間や想い出をともに過ごせたんだから。
ありがとうねと心から想う。
いつか、誰かにバトンタッチするその日まで、
大好きでいておくれ。いさせておくれ。
あ。バトンタッチしても心配しなくていいよ!
ママの空いた場所には、また新しい存在が来てくれるだろうさ。
それが人なのか動物なのか植物なのか推しなのか、それは分からないけど。笑
今しか味わえないママ目線を通して、
そんなことを思った夜だった。
ちなみに、小6の長女ちゃん、小4の次女ちゃんはだいぶ世界が広がっている。
ママに対する興味関心は、かなり薄れている。
彼女たちにはもう、安心の土台が出来ているのだと思う。
『どんな自分でも、ママに愛されている』
それがあれば、もう大丈夫。
世界に誰かひとりは、
自分のことを心から愛してくれる人がいる。
認めてくれる人がいる。
応援してくれる人がいる。
その自信と安心感があれば、
進んで行けるんだと思うから。
ママはもう、
見守り、応援し、心の中で愛し続けるよ。