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この瞬間にパニック症状出てる人

もしかしたらここに辿り着いて読んでくれてる人の中に今症状が出てる人がいるかも知れません。そういう僕もいま軽くワナワナしながらこれ書いてます。

人それぞれパニック症との付き合いの歴史も症状も違うと思います。僕の場合は2年くらい前に初めて発症して、最初の一年はセラピーだけでやり過ごしてましたが、潰瘍性大腸炎も同時に発症してセラピーだけではどうにもコントロール出来なくてなったので、今年に入ってから精神科の医師を受診して出してもらった抗うつ剤を服用しています。

なんか調べたらアメリカの場合、全人口の2.5%の人が一生のうち最低一回はパニックの症状を経験するらしいです。現在合衆国の人口は3億2千人ですから、ばっくり800万人以上の人は何かしらの症状を持ってるってことです。多分日本も同じような割合だとして300万人って感じなんでしょうか。

パニック症状が出てるときって、なんだか自分だけが深い穴に落ちてしまったような絶望感を感じることがあるけど、こうやって数字を見ると今この瞬間、自分と同じようにワナワナしながら鼻からゆっくり息を吸ってる人が世界中に何十万人いるんだろうなと想像すると、自分を取り囲んでいた深い穴が少しだけ浅くなったような気になります。

パニックの引き金はストレスですよ〜って何を読んでも必ず書いてあります。そんなこたあ分かってるわいですが、それ以外に季節の変わり目とか急な気温の変化とかあるみたいですね。今回の僕の引き金は Daylight savings time です。先日の日曜日、サマータイムからウインタータイムに時間変更なった翌日に発症しました。今回は1時間時計を巻き戻しました。朝は1時間長く寝れるけど夕方は5時には真っ暗になるやつです。それまで数ヶ月は結構安定していて元気に活動してたのにその日を境にガクンときました。

日本でも夏時間導入?なんて論議が一時期ありましたが反対ですね。アメリカではこのたった1時間の時差でパニック障害だけじゃなく一般的に体調おかしくなる人は結構います。

そんなわけで、薬を飲んでる人も、薬を飲まずにやり過ごそうって人も、薬が効かねえよって人も、薬やめたいって人もいろいろ立場はあるでしょうが、僕は現在「薬の入れ替え」というわりとメンドくさいプロセスを経験中です。要は半減期が短い薬を半減期が長い薬に入れ替えてる途中です。またそのうちその事についても書いてみようと思ってます。

もちろん医者ではないのでやり方の説明を書くことは出来ません。あくまで体験記になると思います。僕がパニック症や潰瘍性大腸炎になり、不安におののきなからありとあらゆるネットリサーチをしていたとき、結局は医学的な文献はあくまで知識を得るところまでで、それよりも個人ブログに書かれたその名も知らない人たちのリアルな体験記を読んで精神的に随分助けられたところがあります。

ほんの1ミリでもどこかの誰かの役に立つ文章、もちろんミスリードを起こさないように注意しながら・・・そんな文章が書けたらいいなと思ってます。

んじゃまた。

(写真・散歩コースです)




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