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【障害者雇用③】生きる喜びを生み出すお仕事「有限会社まるみ」~感性を大事に仕事を楽しむ~
■最初に
こんにちは!サイボウズのもっちーです😊
障害者雇用を長年している、有限会社まるみさん。
前回は、障害者雇用で大変だったことや変化についてお伝えしました。
今回は、感性を大事に仕事を楽しむことについてお聞きしました!
▼以前の記事
①まるみでできること
②障害者雇用で変わったこと
〜有限会社まるみ〜
Webサイト:https://marumi-print.co.jp/
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■感性を大事に仕事を楽しむ
〇仕事を楽しむ
仕事している姿を見て、いつも思うんです。
だいたい辛そうなんですよね。
仕事は楽しんじゃいけないと思っているんじゃないかな。
と、三鴨さんはいいます。
会社って、社会ってそういうもんだよねとか、
っていう意識が根付いていますよね。
たまに、ものすごく好きなことだけやってる職種の人っているでしょ。
嘘だーって思いますよね。そんなの許されんのか?みたいな。
多分いやなことを1回もやったことない人もいて、
自然に任せて生きてきて、楽しめているような人。
そういうのも、才能だなって思うんです。
突き詰められる好きなことがある人は、またそれもすごい才能ですよね。
スキルだなって思います。
だから、仕事でも好きで楽しく仕事をしているってスキルだし、
強いなって思います。
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〇感覚や感性を大事にしたい
感覚や感性を大事にしたいと思っていて、
感動することとかって、感性の部分じゃないですか。
例えば、小さい時に自転車でどこまでも行くってのが楽しかった、
そういったものを、大人に言っていたら、危ないから行っちゃダメ。
って言われたとか。
〇〇だから、〇〇だ。
みたいに、止められることが多いと、
もう冒険にもいかなくなるし、5時には帰ってきなさい、
って言われたりとか、勉強しなさいとか、
〇〇をしなさいって言われて、、
わーってやりたいっていう気持ちをどっかで止められると、
制御しなきゃいけないっていうのを覚えていくんですね。
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○ゲーム感覚で仕事をする
仕事に関しても、毎日の同じ仕事の中でも変化をつけたり、
ゲーム感覚になっちゃえばいいんですよね。
仕事もゲームだって似たようなもんですよね。
と、三鴨さん。
ゲーム感覚で楽しく仕事できればいいのに、
仕事って大変じゃないと仕事じゃないみたいな感覚はありますよね。
と、いうと、
そうなんですよ。
だから、ゲームのような単純作業を低く見積もったりとかするじゃないですか。
それは、自分のやっていることも同じで、
「なんかこんなんやっているだけです」とかっていうけれど、
それがすごいのにって、同じことをずっとやっていくっていうのは、
絶対誰かがやらなきゃいけないので、
そこができるっていうのはすごいことで、評価していいことなのに、
そこに対してはすごく評価低いですよね。
自分も周りも。本当は違うと思うんだけどな。
と、お話くださいました。
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○抑えている気持ちの解放
私が最近思うのは、凸凹とかってすごい市民権を得てきたなと思っています。
今までは、平均的なバランス感覚のようなものが重宝されていた、
ただ、バランスが良いことって、今後は生きづらさに変ってくる時代になってくるのかなって思っていて、
協調性として、抑えていた人が生きづらい世の中に逆転していくのかなって思っているんです。
と伝えると
なるほどね。
もっと出していいんだよって言われたって出ませんよ。
みたいなところもあるよね。
だって今までそんなこと言ってくれなかったじゃん。
抑え込まれたものが私を私がわからなくさせているのに、、、。ってあるよね・・。
夜中にプリンを食べるっていう話知っています?と、三鴨さんが教えてくれます。
抑えていた気持ちを思い出すために、
例えば夜中にプリン食べたいなって思ったら、買いに行く。
実現してみる。っていうことを、本に書いてあって、
でも、夜だしとか、夜は食べちゃいけない。
外に買いに出るのは面倒くさい。とか、
そういうのを全部一旦置いて、
自分がプリン食べたいっていう気持ちを優先してみる。
ふっと思ったことを実現してみるといいっていうのがあって、
そうすることで、自分の感覚を取り戻すようになるんだって。
抑え込まずに、従ってみることを繰り返していく。
すごく小さなことを、抑え込んでいるので、
例えば会社のある駅から、自分の家の最寄り駅の間で、
これ、ここなんだろう?なったら、降りちゃうとか、
ふっと思ったことに対して、すぐに行動をすることを繰り返すと、
回路が繋がってくるらしいですよ。
と、教えてくれました。
感性や感覚を大事にする実践。
私もできることからやってみます!
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■最後に
最後までありがとうございました。
仕事って大変が前提ではなく、仕事って楽しいが前提になると、
人生がより豊かになりそうです。
生きづらい、働きづらさを抱えている人の中には、働くだけではなく、
そういう前提も含めて働きづらさにつながるのだなと思いました。
次回は、まるみさんの最終回!働く社員の応援をしているお話しです
次回も見てもらえると嬉しいです😊