【多様性が広がって①】できることを一緒に!コミュニティハウス”ひとのま”~居場所が広がる~
■最初に
こんにちは!サイボウズのもっちーです😊
今回から、インクルーシブな居場所(サードプレイス)の新しいシリーズです。
塾からはじまり、多様な人の居場所になっている、
たくさんの人の困りごとを声を聴きながら関係性を作り、
少しずつ困りごとの解決に向かう関わりをしている、
ひとのまの宮田さんのお話です。
今回は、どんな活動をしているのかを中心にお伝えします。
ひとのま
Webサイト:https://hitonoma.net/
facebook:https://www.facebook.com/hitonoma.takaoka.jp?locale=ja_JP
■居場所が広がっている
今回は、富山県高岡市で、
制度のはざまにいる人など様々な方の居場所をつくっている、
ひとのまの宮田さんにお話をお聴きしました。
たくさんの方の支援をして、行政や、相談ダイヤルともつながり、
制度のはざまにいる人を2011年から支えています。
〇コミュニティハウス
宮田さんはいくつかのコミュニティハウスをしています。
困りごとを抱えている人が宿泊などもしていますが、
ちょっと今日は人のいる場所で仕事をしたいな。
というときに気軽に立ち寄ることもできます。
▼コミュニティハウスでできる事
立ち寄る
いつでも立ち寄れます。
スタッフがいる日もいない日も立ち寄り可能です。
企画する
様々な企画や講座を行なうことで、つながりや、
コミュニティを作っていきたいと、
何かやりたい企画があればできるみたいですよ。
仕事・学習する
Wi-Fi完備でインターネットも可能、
大画面モニターでのプレゼンもできます。
寝る・休む・貸し切る
昼寝部屋を準備しています。
貸し切りでの利用もできるそうです。
〇ひとのま
コミュニティハウス「ひとのま」は、2011年にスタートしました。
「家を開放しています。」とだけ伝えていたら、
色んな方が訪れるようになったといいます。
不登校と呼ばれるのお子さんやそのご家族、
孤立しがちな、制度のはざまにいるような人が
つながりを作る場になっています。
月水金にご飯も食べられます。
常時何名か住んでいます。
以下、Webサイトから引用
〇名前のない一軒家
ひとのまだけでは足りなくなって、新しく一軒家を借りました。
生活困窮の方、刑余者の方などが暮らしています。
宮田さんの活動では、本当にさまざまな方がいらっしゃいます。
つながりを大事にされているお人柄からか、人が人を呼び、
困っている人が集まる場が増えていきました。
〇それのま
月水金、大人向けに開放しています。
宿泊される方もいるそうです。
私がおじゃましたのも「それのま」でしたが、
開放的な居間に、宿泊している人が出入りしていて、
ネコちゃんもいてホッとするような空気の場でした。
女性やお子さんが主にいらっしゃるそうです。
〇ひとのま学園
元々、塾講師をしていた宮田さん。
ひとのま学園というものもしているようです。
コミュニティハウスひとのま内にある、子どもと若者のための学園です。
不登校・引きこもり・就業困難・など、
様々な理由で困難を抱える子どもと若者をサポートしています。
高岡市内小中学校の出席扱いになります。
企画参加、就業体験、手伝い、生活体験、合宿、ボランティア、などなど
とにかく「大きな家族」のなかで実に様々な体験をし、
自分なりの成長をしていきます。
〇スローな学習塾「寺子屋みやた」
ひとのま学園と連携して、
学習支援を目的としたスローな学習塾「寺子屋みやた」を開校。
それぞれのペースで学ぶことを大切にしており、
こちらから強制したプログラムや教材はありません。
学校の宿題がわからなければそれをベースに。
前の学年に戻ってやり直したいのであればそこから学ぶことができます。
もちろんどんどん進んで予習をするのもOKです。
「やらされる」ではなく「やる」意識も一緒に育てることができるところです。
開塾日:週3回 月水金曜日(祝日はお休み)
19:00~21:00
■最後に
最後までありがとうございました!
富山県に障がい者雇用の件で訪問した際、「荒木商会さま」に、
多様な人の居場所活動をしている方がいるので、紹介しますね。
と、連れて行ったいただいたのですが、そこは本当の意味で、
制度のはざまにいる人を拒まずに受け入れてくれる場でした。
次回はどんどん活動が広がっている、宮田さんの具体的にどんなことをしているのか、してきたのかをお伝えします。
また見てもらえると嬉しいです😊