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【障害者雇用①】生きる喜びを生み出すお仕事「有限会社まるみ」~まるみでできること~
■最初に
こんにちは!サイボウズのもっちーです😊
今回からは、障害者雇用を長年している、有限会社まるみさんです。
代表の三鴨さんは、いろんなことを受け入れてきた方なんです。
今回は、まるみさんのお仕事の紹介と、障害者雇用にいきついたきっかけをお伝えします。
全4回のシリーズです。
〜有限会社まるみ〜
Webサイト:https://marumi-print.co.jp/
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■お仕事内容
〇有限会社まるみでできること
有限会社まるみは、デザイン会社です。
名刺や、封筒、伝票、販促ツールなど、
様々なもののデザインができます。
リーフレットや冊子、本、多岐にわたる物に加えて、
Webなど、デジタルも行っています。
サイトの修正や、SNSとの連動、リニューアルなどにも対応しています。
その他、事務代行や、アウトソーシング業務も行っています。
入力作業・紙書類のデータ化・ダイレクトメールなど。
人手不足を解消する、バックオフィス業務も承っています。
そのほか、これ頼める?
と相談すると、Barの改装から、看板のデザイン、ロゴマークなど色んなことをしています。
この相談がきて、できそうなことをはなんでもしてくれる、
代表の三鴨さんの性格が、そのまま障害者雇用にもつながっていて面白いんです!
〇まるみさんのwebサイトより
お客様の小さな声にこたえ続けて26年。
印刷・デザインを軸とした小さな集団だった私たちは
時代の変遷と共にフィールドを広げています。
私たちが提供したいのは、
「うれしい気持ち、よろこばれる歓び」
まるみの商品・サービスにはそんな気持ちを込めています。
事業における全ての活動は「生きるよろこびを生み出す」ためのもの
という想いで、スタッフ一同携わっています。
それを実現する企業であり続けます。
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〇生きる喜びを生み出す
「生きる喜びを生み出す」
これ、電車の中で降りてきた言葉なんですよ。
と、三鴨さん。
仕事しなきゃって言って、うちにくるんだけど、
嬉しそうじゃないんですよね。
いやいやってわけでもないけれど、、、。
嬉しそうにしてほしいじゃないですか。
仕事をすることもそうだし、仕事をして生み出されたもの、
サービスとか商品とかも、誰かの喜びを生み出すものであってほしい。
だから2つの意味で言っています。
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■障害者雇用のはじまり
〇障害者雇用のきっかけ
仕事の範囲がかなり手広く色んなことをされています。
そこまで多くない人数ですごいですね。
と伝えると、
人数は実働で11人ぐらいです。6回に1回休むんで・・・。
と、実働で教えてくれました。
実際に、障害者雇用のみではなく、
引きこもりなどの働きづらさを抱えていた方が、
マジョリティ(多数派)の企業さんです。
そんな、まるみさんが、
障害者雇用の方を受け入ることになったきっかけをお聞きしました。
2010年ぐらいだったと思います。
近くで就労移行をやっている知り合いがいて、
実習先を探していて、
実習行ってもいい?みたいに言われて、
「なんか知らんけどいいよ」とかって言って、
実習生の受け入れを始めました。
そうしたら、もともと働いていた、社員さんの1人が、
実は自分も統合失調症なんです。
っていうことを教えてくれて、それが最初です。
そのきっかけがなかったら、
社員さんは統合失調症だっていうのも言えなかったからもしれない。
きっと何か、伝えるチャンスだと思ったんじゃないですかね。
うちの仕事は、手作業が多くて、パソコンの入力も含めて、
ずっと手を動かしている作業なので、それが向いている人、苦にならない人があうわけです。
実習に来てもらって、
延々と、5時間でも6時間でもそういうことをやる仕事をして、
その中で向いているなっていう人にアルバイトくる?みたいな感じでだんだん増えていきました。
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〇いきなりがっつりではない働き方
初めは実習からアルバイトみたいな感じではじまります。
いきなりガツガツ働きたいなんていう人はまずないんですよ。
みんなちょっとずつって言うんです。
あと短時間でもいいよとかも伝えています。
仕事が細切れなので、結局5時間検品するっていうのも、
例えば二時間半ずつ2人の人がやったっていいわけですよね。
仕事が切り分けやすかったんだと思います。
それで、何時なら来られるのとか、何時に帰りたいのとか、
最初からそんな感じで、相手の働きやすさに合わせている感じだったから。
時間も早く帰りたい人や、ラッシュが嫌っていうのと、
朝起きられないっていうある程度のパターンはできてきますね。
中には、短時間でもよいとしているので、働くことができる人もいるんですよ。
■最後に
最後までありがとうございました。
三鴨さんは相手の働き方に合わせているとお話ししてくれましたが、
実際に私がお伺いした時にも、まだ多分寝ている社員がいるから、
これから起きて出社してくると思う。(夕方でした)
というくらいの柔軟さ。確かにこれさえなければ働けるという枠組みを最大限なくしているのを感じました。
次回はそんな三鴨さんの障害者雇用をして変わったことをお伝えします!
次回も見てもらえると嬉しいです😊