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障害者の未来に寄り添う?自立やスキルアップを応援! UNROOF JAPAN ④~質疑応答編~
■最初に
こんにちは!サイボウズのもっちーです😊
今回は、障害者雇用に力を入れていて、障害を持っている人の自立やスキルアップを応援している「UNROOF JAPAN」さんのインタビュー編をお伝えしました。
今回は最終回!質疑応答編です。
大事にしたいことや、大切なことに気づかされたお話です✨
【 UNROOF JAPAN 】
HP:https://unroof.jp/
note:https://note.com/unroof_japan
インスタ: https://www.instagram.com/unroof__official/
![](https://assets.st-note.com/img/1680058891461-ASI0JleEPp.png?width=1200)
■質疑応答編
【多様な人と一緒に考える】
スキルアップの先には、どんな道がありますか?と質問しました。
色んな道があって良いのかなと最近は思っているといいます。
作る時の工程をきちんと知っている職人さんたち、
こういうのを作るのはどう?とアイデアを出してくれることもあるし、
工程が多すぎますという、わかっているからこその意見も出てくるそうです。
1人がすべての工程を出来たとしても、1年やっている人と5年やっている人では、技術に差があるのは確かですよね。
凝っているが、技術力が高い人だけが作れる商品になってしまうよ。などは職人さんだからこそのアドバイスですよね。
また、今までの経歴や経験、やりたいことなど、適材適所で考えていきたい。
絶対ではなくて、本人の意思や意見も確認しながら、
やっぱり、自分の作りたいものを追うのも全然良い。
とお話いただきました。
この日、私はアクセサリーを購入したのですが、それも職人さんのアイデアから作られたものといいます!
革の切れ端を活用する、無駄にしないアイデアで素晴らしいなと感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1680058970552-rYQdqNgEak.png?width=1200)
【精神的、経済的な自立について】
相談出来る専門職はいますか?と聞いたところ
過去に導入を検討していたんですけど。。。。といいます。
専門家が聴くことでうまくいくことや、安心感はあり、橋渡しをしてもらっている感覚もあるが、
自分自身が出来ることももっとあるのではないかと言います。
メンバーとの十分なコミュニケーションをとるなど、足りてない部分があるなら、そこは補っていこうと思っている。
会社のことであれば、なるべく話に入れてもらってコミュニケーションを密にとっていて、ライフスタイルとかに問題がある場合は、外の機関を自分で探してもらっているそうで、
一旦、専門職なしでやってみようかっていうとトライ中ということでした。
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【見学してからのマッチング】
革職人になりたい人を採用しているとのことでしたが、どのようにマッチングしているのか質問しました。
手先が器用などの適性もあるが、
お互いのミスマッチというところもありえるので、1日見学に来てもらい、実習し、職場内の雰囲気も知ってもらった上で応募をしてもらうということを、始めたところといいます。
ちょうど今月末からその実習が始まるところです。とお話くださいました。
働く人も自分にあっているか、やっていけるかを体験できる環境はとても安心して応募できる仕組みですね。
【これからのUNROOF】
UNROOFさんのnoteにこれからのことを書いてあったので、引用します!
人とのつながりをうむブランド、ボーダレスに人とのつながりを作る存在になるという強い想いを感じました。
これからのUNROOFは障がいのある方が革職人として働く単なる革ブランドではなく「人の繋がりをうむ革ブランド」を目指していきたいと思っています。
そうである人、そうでない人。また一方の違う側面ではそうである人、そうでない人。
「障がいのある人」「障がいのない人」という側面だけでなく、いろいろな視点で相手を見つめ、その見えない境界をUNROOFの商品を通してボーダレスにし、人の繋がりをつくれる存在になっていきたいと思っています。
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■大事にしたいこと
これから大事にしていきたいと思ってることはなんですか?とお聞きしました。
【当事者も周囲の人も】
障害の有無に関わらず、当事者だけじゃなく、居場所としていろんな方が入ってきてくれるのはいいなと思っている。
もちろん、ソーシャルインパクトとしての、手帳を持っている人の働き場としての面もあるが、それだけだと、当事者をおいていってしまっている気がしている。といいます。
人数がソーシャルインパクトと言われると、それにはもやもやした気持ちもありそうです。
自分がやりたい仕事をみつけて入ってるかもしれないし、自立したいということで入っているかもしれないし、
でもそれが、わかりやすい数で判断されるだけでは、違和感があるといいます。
自分たちが、なぜこの人といるかっていう風に考えたら、
やっぱり、誇りを持って届けるブランドを作っていくっていう 共通言語があって、その職人として、リスペクトして一緒にいる。
障害者手帳を持って働いている1人の人というのは、1つの側面であって、ほんの1部分であって、、○○さんという職人さんと仲間として一緒に働いているという意識の方が強いのだろうなと感じました。
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■最後に
最後までありがとうございます!
障害者雇用という切り口も含めて始まったUNROOFさんですが、職人さんがどんどん生まれているのですね。
誇りをもって商品を作っていて、特性であるこだわりが良い影響を与えているのが印象的でした。
サイボウズは、時間が合えば色んな社内研修に参加できるのですが、(録画を後で見る事も出来ます)
その中で、アクセシビリティの研修が気づきが多くて好きな研修です。
視覚障害のかたが教えてくれるのですが、
・どのように読み上げソフトで聞いているのか
・この色は見えにくい、区別がしづらい
・表示の形式は箇条書きの方がいいのか
・画像を入れて、その後の言葉が「これについて」だと何を言っているのかわからない
などなど、当事者だからこそわかることを教えてくれるのは学びが深まりますよね。
UNROOFさんのお話は最終回です。
次回の障害者雇用の記事は、お花屋さんです🌸
またよろしくお願いいたします。