見出し画像

【障害者雇用③】「今、ここ」で出来ることを1つずつ「株式会社城山」~障害者雇用のステップ~


■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

保護フィルムの会社である株式会社城山
男女学歴障害を超越して働ける場を目指してできることから始めています。
前回は、原体験からの想いについてお話ししました。
今回は、障害者雇用のステップについてです!


▼以前の記事
受け継いだ会社と想い
原体験からの想い

〜株式会社城山〜
Webサイト:https://cc-shiroyama.jp/



城山代表 加藤隆介さん


■障害者雇用のステップ


〇大事にしている3つのC


共感し合う力を大事にしている城山さんですが、
大切にしている3つのCがあります。

変化 (Change)
挑戦 (Challenge) し、
チャンス (Chance) へと繋いでいく

という思いが込められています。

その中でも、多様な方と一緒に働くということも、
新しく始める、MACHIKOYAプロジェクトも、
3つのCにあたる取り組みになります。


〇そこで働く人の思いを大事にしたい


今の規模だと、トップダウンでやることもまだできると思います。
と、隆介さん。

その方が速そうな気もするんですけど、そうではなく、
一緒に働く人たちが、想いをもってちゃんと作っていけるものになると、
実際に雇用という形で迎えられると感じています。

障害のある方もそうですし、
現場で働く人たちも、想いを一緒にできると、
長い目で見てやっぱり幸せな時間になると思うので。


〇障害者とも一緒に働ける場


父からも、障害のある方とも一緒に働けるような場所を、
いつか作りたかったっていう思いも聞いていた
のですが、
色んな方を紹介してもらう中で、
障害者雇用についてもご相談させてもらいました。

僕らとしても 1 から障害のある方を受け入れたり、
一緒に働くところにチャレンジさせてもらうという流れになりました。

保護フィルムをやっている会社ですが、
働きがいであったり、働く誇りにつながっていく
そんな会社になっていくと良いなと思っています。


〇直接雇用にチャレンジしたい


障害者雇用にチャレンジをしたいけれど、
中期計画を作っている時に、
3年後に海外国籍の方の雇用、5年後に障害者雇用と書いて、
見てもらいました。

全然ステップがわからなくて、
色んな方とつながり、教えてもらう中で、
障害って、身体障害と知的障害と精神障害とか、
そういう大きな分類みたいなこともわかっていなかったので、
聴覚障害に関しての活動やっている方々とのご縁があり、
放課後等デイサービスの話とかもいろいろと教えてもらううちに、
雇用をしていく側がどうあるべきかみたいなことを考えていきました。


〇仕事の外だしから


そんな中、コロナもあって、リモートワークを推進していたので、
リモートワークができるなら、業務の切り出しもできるよね。
という話になっていきました。

働きやすさっていうのが、結局いまいる社員にとっての働きやすさにもなるし、そういう意味では外注とかもできる。
外注ができるとなると、特性を生かして仕事をしてもらえるんだよ。
ということを知って、業務を切り出して、外注をすることで、
直接雇用ではなくても、障害者の仕事を創造していくことができることを知りました。

仕事を外出ししていくことを始めていって、
私たちが仕事を出させてもらう側として力になればと思っています。


ただ、まだうちの会社は雇用に関しては、努力義務の段階で、
社員に対しての言葉や説明が足りなかった部分もあるので、
現場としては、大変になるんじゃないかという心配もありました。

ネガティブな意見とはいいませんが、
障害者雇用の雇用率を考えると、
義務的なメッセージが大きくなってしまう。


中小企業で力を入れる必要があるのか、現実的にはどうなのか。

そういった社内の理解もステップを踏んでやっていくためにはどうしたらよいのか、つながった先の方に相談しながら、
まずは、実習の受け入れを始めてみることになりました。


■最後に


最後までありがとうございました。

できることから少しずつの言葉通り、できることを考えて着実に実行している城山さん、社員の理解を得られるようにそこもステップを踏んでやっていこうとしているところが、いいですよね。
想いが先行して、良いことをしているのだからと現在の社員を説得するのではなく、理解を得ていくというところが、城山さんらしさなんだなと感じました。

次回は最終回、着実にステップを踏んで見えてきたことをお伝えします!
次回も見てもらえると嬉しいです😊