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【若者の働くを支える④】働きづらさを抱える若者の自立を目指して「育て上げネット」~売らない珈琲屋さんへ行ってきた~
■最初に
こんにちは!サイボウズのもっちーです😊
若者の未来への架け橋となっている「育て上げネット」さん
前回は、「売らない珈琲屋さん」を担当している、宮内さんがコーヒーに自由を見つけたお話でした。
今回は、売らない珈琲屋さんへ行ってきました!そんなお話です。
▼以前の記事
①若者と社会をつなげる
②普通への憧れと経験を活かして
③コーヒーに感じた自由
〜育て上げネット〜
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売らない珈琲屋さん:https://fr.sodateage.net/coop/article/2197/
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■売らない珈琲屋さんへ行ってきた
○コーヒーがもたらす若者の変化
若者たちが、コーヒーを淹れるようになって、
何か変わってきたなとか、変わったなって感じたりしますか?と聞くと。
そうですね。僕あまり、いろいろと言わないんですけど、
本人たちが、言っているのは、
コーヒー準備していたり、実際にやっていたらしんどいんですけど、
終わった後、元気です。
であったり、
体は疲れているけど心は充実してる。
ということを言っています。
まあ良くなっていくんでしょうね。
多分、仕事を楽しいと思う人ってそういうふうに思っているのかなと思うんですけど、
そういうことを聞いていないけれど、自分から言ってくると、
あー、続けてきてよかったなと思います。
○珈琲の道〜焙煎からドリップまで〜
珈琲屋さんとしては、
プロに近い形でやりたいっていう思いがあったので、
良い豆を選別して、焙煎機も使わせてもらって、ドリップの練習をして、
そして本番に望むっていうことをそれぞれ分けてやっています。
焙煎機は、大阪市内で焙煎機を格安で貸してくれるところがあって、
そこを使わせてもらったりもしています。
週に何日か来る人がいて、徐々に働くっていうところまで、
気持ちと体を整えてくるような感じです。
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■売らない珈琲屋さんへ
売らない珈琲屋さんへおじゃましてきました。
この日は大阪の豊中にある、「ごはん処おかえり」さんで珈琲屋さんをしていました。
この「ごはん処おかえり」さんはまた素敵な取り組みをしている居場所になっているところです。
お惣菜などを提供しているのですが、全品100円、
しかも20歳以下は無料という取り組みをしています。
私がおじゃますると、すでに珈琲を淹れる準備がされていました。
○自分で淹れた一杯の喜び
売らない珈琲屋さんでコーヒーを淹れてくれた方とお話ししました。
宮内さんから前もって、とてもコーヒーが好きな若者が焙煎した豆です。と、いろいろと調整しながら焙煎した豆を見せてもらっていました。
その若者とお話ししてきました。
僕はもともとコーヒーが好きだったんです。
コネクション大阪に行き、
いろんなお仕事体験をおすすめしていただいた中で、
コーヒーの仕事体験があって、
それ、すごく興味ありますって言って、
コーヒーをやらせていただいています。
そうしたら、
コーヒーって自分が思ってたこんなもんやろうっていうのより
もっといろんな味が出て、
いろんな世界あるんやっていうのを知って、
そこからまたコーヒーにはまりました。
面白いなっていう気持ちと、やっぱりコーヒーが好きだなって思います。
コーヒーの奥深さがどんどんわかってくる感じとか、
やっぱり家で1人で淹れていた時よりも、
新しい発見があって、面白いなと。
こうやって、ゲストの人に自分で焙煎したものをドリップして出すのですが、自分では、この味がいいかなとか、こういう味っていうものがあるけれど、やっぱり、味覚って人それぞれじゃないですか、
家で飲む時は、母も一緒なんですけど、味覚が似ているので、
あ、これ美味しいねみたいなことを話すけれど、
また違った意見がたくさん聞けたりする、人それぞれの味覚の違いを知ることも楽しいなと感じます。
あとは、やっぱり、自分で淹れたコーヒーを美味しいと言って飲んでくれている姿を見ると嬉しく思いますね。
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○たくさんの工程の中での学び
コーヒーを淹れる工程の中について聞いてみると
売らない珈琲屋さんをはじめた時に、
焙煎に関しては、業務用の機械を使わせていただいていますが、
焙煎するという機会を作っていただいて、
それまではお家でもできる形でやっていたので、
プロがやる焙煎を経験させてもらっています。
それまでとは、性質が違ったりして、
そういう経験もできることが面白いですし、
あとはドリップはいつまでたっても奥が深いって感じます。
それこそ家でずっとやっていたんですけど、
ドリッパーの形で出せる味が変わったりとか、
そういうことにも気づきがあったりして。
全体として、楽しくできています。
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○若者が語るコーヒーの奥深さ
コーヒーを提供してもらい、
豆の説明をコーヒーを淹れてくれた若者がしてくれました。
この日は、ケニアの豆でした。この豆を選んだ理由から教えてくれます。
「コーヒー屋さんで飲んだ時に、フルーティーで美味しい、
トマトのようなフルーツトマトのようなちょっと果物のような味を感じたんです。」といいます。
そして、自分が焙煎したらどうなるのかなと思ってやってみたら、
その時飲んだ味とはまた違った味になって、面白いなと思ったそうです。
だいたい豆の説明をする時は、生産国と、生成方法を説明するみたいで、
国が違うと土壌が違うので、味も変わるし、生成方法でも違いがあると、
普段のコーヒーでは味わえない、オプション付きでコーヒーを楽しむことができました。
ちなみに、コーヒーは豆と言っているけれど、果物の種子らしいです
淹れていただいたコーヒーは、
私はコーヒーの苦味を感じる味わいで好きな味でした。
また、カップは紙が50%以上の素材で燃えるゴミに出せるものですが、
繰り返し使える可愛いカップです。
これも、陶器などを使って割ってしまうことで失敗したと感じるような経験を減らすために考えられたそうです。
若者が楽しんで体験する機会を増やしながらの活動を感じました。
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■最後に
最後までありがとうございました。
今回「売らない珈琲屋さん」に行ってきたのですが、
若者たちがコーヒーを通じて成長し、楽しみながら学んでいる姿、
就労の体験や経験を重ねていっているところを知ることができました。
いつも飲んでいるコーヒーの奥深さを感じてとても楽しかったです!
次回は、居場所となっている、
今回「売らない珈琲屋さん」でお邪魔した、「ごはん処 おかえり」さんのお話です!
次回も見てもらえると嬉しいです😊