アナログな時間っていいね
今日のVoicyで茂木健一郎さんが、「コーヒーをドリップする"アナログな時間"っていいよね」と語っていた。
すごく共感する。
"アナログな時間"ってワードもすごく心地がいい。
あらゆるものが便利になってきてスピーディーにこなせるようになり、せかせかと過ごしがちな今の生活の中で、アナログな時間は貴重である。
コーヒーを飲もうと思ったら、コーヒーメーカーがあれば自動でドリップしてくれるし、インスタントコーヒーだってある。コンビニでも手軽に買える。
でも敢えてドリップして飲むという手間が現代における贅沢な時間になりうる。
コーヒーをドリップするしかやることがない、むしろコーヒーをドリップすることさえやればいい時間は心が安らぐ。
実際今の世の中ではそういったものが流行っていると思う。
わざわざ野に出かけて、ガスがあるにも関わらず火をおこし、決して便利とは言えない環境でご飯を作って食べる、そんなキャンプなんてまさにそう。
ゆったりと体と心を整えるサウナもそう。
ボードゲームがぼちぼち人気なのもその一環かもしれない。
やらなくてもいいことや、もっと便利にできることを、わざわざ手間と時間をかけてやる。そんなアナログ時間を作ることもたまには大事。