断捨離④ 似合う人に飛んでゆけ。
物というのは
不思議なほどに放っておくと増えていく。
それを阻止するため,
定期的に断捨離をするようにしている。
たまに
" 服の断捨離会 " を開くこともある。
一緒にがんばっている仕事仲間で
お互いに着ないものを譲り合うのだ。
わたしの場合、色彩理論が分かるので
パッと見れば
その色が自分に合うかそうでないかが分かる。
直接見て買い物をする場合
色で失敗することはない。
そのため、買ったあとに
やっぱり似合わないから着たくない。
ということはあまり起こらない。
そうすると、
いらない服がない、
ということになる。
" 断捨離会 " では、嫌になったから人に服を譲るのではなく、名残惜しいが物を減らすためにあえてバイバイするようにしている。
わたしの服を手に入れた仲間が喜んでくれると、名残惜しかった気持ちは吹き飛ぶから苦にはならない。
この人にこんなに合う服だったのか、と感心するほど仲間の方が似合うこともある。
(その逆も然りで、仲間の服がわたしに似合うことだってきっとあるぞ)
多少のお気に入りの服でも、自分よりも似合う人のところにいけば嬉しいものだ。
" もうちょっと使いたいけど、、、 "
という気持ちは
自分より似合う人に渡っていくことで
気持ちが晴れ、
心の断捨離にもつながるのだ。
馬場香織(ばばかおり)