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N字曲線で流行を見る。ハイプ・サイクル

本日はハイプ・サイクルについて書いていきます。
テクノロジーやマーケティングでよく使われますが、理論が分かってると、日常でも当てはめれると思います。

それでは
ハイプ・サイクルとは

話題や評判が先行する新技術が実際に普及するまでの間、その期待が時間経過とともに、どのように変化するかを示した図のこと。あるいはそこで示されるサイクルをいいます。
「流行」と呼ばれるものはこの曲線をたどることが多いですね。

ハイプサイクルには、「黎明期」「流行期」「反動期」「回復期」「安定期」の5つの段階がある。

一つ一つ説明していきますね。

黎明期 ( 技術の引き金)

技術説明会や新製品発売などの発表を通じて、報道機関や一部の人々の注目を集める。ただし、実際に利用可能な製品・サービスとして市場に投入されるのはまだ先の予定になっている。


流行期 (過剰期待の頂)

PR活動や宣伝などがうまく行き、期待が高まる。また話題が話題を呼ぶようになると、多数のメディアが取り上げるなどして空騒ぎが始まり、頂きはさらに高くなる。


反動期 (幻滅のくぼ地)

過度に高まった期待に対して実態が明らかになると、「大したことはなかった」と囁かれるようになる。場合によっては、メディアが「○○は失敗だった!」といったバッシング記事を掲載し、市場における投資(購買)意欲は減退する。


回復期 - 啓蒙の坂

先行ユーザーたちなどを通じて、その技術の真の有用性、正しい適用の仕方が徐々に知られるようになる。


安定期 - 生産性の台地

本格的な導入・採用が行われるようになる。技術的成熟度や適用理解度も高まり、市場に一定のポジションを占めるようになる。

すべての技術や商品がこのような曲線を描くわけではなく、期待が高まらないまま消えてしまったり、安定期に入っても一部に普及するだけに留まったままという場合もあります。

このハイプ・サイクルと以前書いたイノベーター理論の2つを意識して使うとより深くなると思うので是非、活用して下さい。

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