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【上高地】大混雑お盆に長野のディズニーランド・上高地に行ってきました

はじめまして⭐︎
私は月一で旅行する元旅行会社店員の旅行好きです。
今までに色々な場所で色々な経験をしてきました。
その思い出を忘れないように、その時の情景や感情を写真だけではなく文字に残しておきたいと思い、はじめました。
写真もたくさん載せていきたいと思いますので楽しんでいただければ嬉しいです。

◎旅先:長野のディズニーランド・上高地

今年のお盆、人気避暑地上高地に行ってきました!
今まさに紅葉の季節。また上高地が本領発揮する季節です。この秋上高地へお出かけ予定の方の少しでも参考になれば嬉しいです。


出発前リサーチしていると、「長野のディズニーランド・上高地」という言葉が目に飛び込んできました(笑)
あまりのパワーワードでタイトルにも使わせていただきました(笑)
その時はどゆこと?と思っていたのですが、のちにこの言葉の意味を理解することになります…(笑)

避暑地である上高地、やはり真夏は人気のシーズンになります。
私はその中でもお盆休み、さらにその中でも山の日の8月11日(日・祝)に行ってきました!
今までに仕事で二度上高地に行ったことがあるのですが二度とも雨…
次行く時は晴れ一択!と決めていて、お盆休みの1番天気のいい日にアタックできるよう、松本で6泊ホテルをおさえていました(笑)
(そしてそれがまさかの一番混みそうな8/11でした。笑)

◎さわんどバスターミナルに向け出発

早朝3時に松本を出発し上高地のさわんどバスターミナルへ向かいました。
まだまだ真っ暗の中、もうすぐバスターミナルかなと思われるエリアで車の流れが止まりました。
そう、上高地渋滞です。
始まったか…と不安が押し寄せます。

上高地は環境保護のため、自家用車の直接の乗り入れは不可になっており、
全員がバスで上高地に入るようになっています。(タクシーでの出入りも可能)
つまりバスターミナルの駐車場に車を止められなかったら全てがアウトなのです。
みんな上高地に行く人の車。満車になったらそうそう空かない。不安になります。
じりじり進む渋滞をどきどきしながら進んでいきます。
そして少ししたら駐車場が見えてきました。
バスターミナルから一番近いのは第3駐車場と公式サイトで見たのでそこへ向かいます。
そこには…!

『満車』

の文字…。

終わった、このために来たのに…。

ダメ元で周りの民間の駐車場などぐるぐると回ってみますが全て満車。
この時点で時間は5時前だったと思います。
途方に暮れていたら、閉鎖されていた駐車場が開放!
5時から営業のところがあったのか?真相は不明ですが運良く駐車場に停めることができました…!

◎いざバス停へ!果たして乗車できるのか?

無事駐車場に停められて一安心ですが、まだ安心できません。
駐車場を探すためぐるっとさわんどバスターミナルを車で回った時すごい数の人を見ました。
バス待ちの行列です。
始発はまだ出ていない時間だったので人がどんどん集まっている感じでした。
自分たちもこれからあそこに並ぶ…何分待つことになるんだろう…と、
まだまだ安心できませんでした。

停められた駐車場はさわんどバスターミナルから少し離れた駐車場で、さわんど大橋というバス停の近くでした。

そこでもチケットが買えるようだったので、列も少ないし先にこっちでチケットを買ってからさわんどバスターミナルの行列に並ぼう、と思いチケットを買いました。
そこにいたスタッフのおじさんに、
「これを持ってあっちのバス停(さわんどバスターミナル)に並んだらいいんですよね?」
と確認したところなんと、
「いや、ここで待ってたらバス来るよ!」
とのこと!
でも私は信じられませんでした。
始発バス停のさわんどバスターミナルにおそらく100人以上並んでいそうに見えました。その人たちがはけるまで2停車目のバス停で何本バスを見送ることになるんだ?と思ったからです。
しかしよくよく聞いてみると、2停車目以降のバス停で待つ人のために始発バス停では満席にせず出発するというのです。
知りませんでした。
ネットで調べてもどこにも書いていませんでした。
でもよく考えれば一応普通の路線バスであるから、それは当たり前のことなのかもしれません。

さわんど大橋のバス停では前に20人ほど並んでおり、1本だけバスを見送りましたが2本目には乗車することができました。
並んだのは15分くらいかなと思います。
実際に乗ってみると本当に以降のバス停の乗客分席が確保されており、始発では半分くらい埋めて、次では8割くらい埋めて、以降数人ずつ乗せるというルールにしているようでした。
各バス停のスタッフの方が無線でやり取りされていて、うまくできているんだなと思いました。ありがたいです。
ただ、もし始発のさわんどバスターミナルで並んでいた場合何分待つことになったのかは謎のまま…笑

◎圧巻の大正池

無事バスに乗ることができ、いよいよ上高地に足を踏み入れます。
まずは大正池で下車しました。日帰りの行程だったので大正池から歩いて河童橋まで行くコースにしました。

下界は真夏の猛暑ですが、バスを降りたそこは長袖必須のひんやり透き通った空気でした。時間は6時前で、山に囲まれている上高地にはまだ太陽の光が届いていませんでした。
細い道を少し下った先に広がっていたのは…

幻想的な大正池と逆さ焼岳

あまりに幻想的で神秘的な大正池の姿でした…!
夏の早朝しか見られないらしい朝もやが湖面にかかる大正池を見ることができました…!本当に幻想的で空気も澄み切っていて異世界にいるようでした。
風もなく凪の湖面にうつる逆さ焼岳も圧巻でした。

しばらく幻想的な大正池を眺めていると気温が上がってきてモヤがいつの間にか消えていました。

◎田代池の朝日と林間コース散策

田代池に到着し眺めていると、左手の山の奥から太陽の光が!上高地で見る朝日は本当に美しかったです。
こちらもまた、少しモヤのかかった池に光が差し込み本当に神々しい風景を見ることができました。

朝日に輝く田代池
田代湿原と穂高連峰

散策コースは梓川コースが災害の影響で通行止めだったので林間コースを散策しました。朝日が昇り木々の間から指す木漏れ日がポカポカして美しく最高の時間でした。

林間コース

道中にはたくさんの生き物がいました。
猿はトータル10匹ほど見かけました!

望遠レンズで撮った猿
望遠レンズで撮った猿
望遠レンズで撮ったカモ


◎念願の河童橋

しばらく歩くとだんだん人が増えてきました。
そして見えてきました。
念願の…!!

河童橋

この景色が見たかった!!
二度の雨空上高地を経験している私には本当に輝いて見えました。
本当に最高のコンディションでした。

しばらく散策。
上高地を流れる川は本当に水が綺麗でずっと眺めていられます。

田代池と河童橋の間のどこか
田代池と河童橋の間のどこか
焼岳
岳沢湿原


◎これぞ長野のディズニーランド上高地!

帰りのバスが混む情報はあらかじめ調べており、普段は日帰り勢が帰り始める15時頃がピークに混むとのことだったので、念の為12時にはバス停へ向かうことにしていました。

バス停まで歩きはじめようと方向転換した瞬間…
なんともうすぐそこまでバス待ちの行列は迫っていました!笑笑

さわんどバスターミナル行きバス待ち行列

これぞ長野のディズニーランド!
河童橋付近のお土産やレストランのあるエリアにいたのですが、そこから最後尾が見えるくらいすでに列が伸びていました!
(Googleマップで見るとその時は、距離にしたらバス停から300メートルくらいの行列でした)
12時半頃並びはじめて結局バスに乗れたのは14時半でした。
2時間待ちの行列!長野のディズニーランド、その言葉をしっかり体感しました!

補足:上高地までのバスは長野側から出発の「さわんどバスターミナル」と岐阜側から出発の「平湯バスターミナル」があり、平湯バスターミナル行きのバスはそれほど混んでいないようで、平湯に帰る方達にスイスイ抜かされていきました。

無事バスに乗れ、さわんどバスターミナルで車に乗り換え、さあ帰ろうと進み出して、私はさらに目を疑いました。
さわんどバスターミナルの駐車場空き待ちの車の行列が進んでも進んでも途切れなかったのです。
時刻はすでに15時頃です。日帰りなのか宿泊なのかはわかりませんが、
この人たちが駐車場に車を停めることができ、バスに乗って上高地の地面を踏めるのは一体何時になるんだろうと思いました…
バスターミナル付近は片側一車線の山道、コンビニもガソリンスタンドもレストランもほぼないような道が続きます。
おそらくもう諦めて帰りたい人がほとんどで、でもUターンするスペースもなくただひたすら少しずつ前に進むのを待っていたんじゃないかと思います。
考えただけで恐怖でした…
対向車がなくなってきた時、Googleマップを見たら、さわんどバスターミナルから約10kmの渋滞だったことがわかりました。

連休に上高地に行こうと考えている方、ご注意ください…

◎まとめ

一年で最も混むであろう日に上高地に行ってきましたが、結論から言うと最高に楽しめました!

上高地自体は広大な敷地の大自然。そこにいる人が各々好きな場所で好きなことをしている世界。

レストランやお土産屋が多少混んだり並んだりもありますが、人混みでぎゅうぎゅうなんて事はないですし全く問題ないと思いました。
河童橋の上だけは常にぎゅうぎゅうでしたが(笑)

問題はバスです。バスさえ攻略できれば、(2時間くらい並びますが笑)
混雑日でも全然問題なく楽しめました!

天気は断然晴れです!


とても長くなりましたが、最後まで読んでくださった方がいたとすれば、
本当にありがとうございます☺︎⭐︎

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