みたらしのタレの歴史
皆さん大好き、みたらしのタレは、いったい何でしょう。甘くてトロトロとろ~り?そうだけど、材料は?アレンジは?どんな使い方があるの?
まずは主な材料をまとめてみよう。
レシピを色々見てみると、共通する材料は、2つだけ。
砂糖と醤油。
それに、味に深みを出したければ、みりん。
この3つの量は、いろいろ。甘いのが好きなら、砂糖が多め。例えば、砂糖大さじ3に、みりんと醤油を大さじ2づつ。
それにお水でお好みに薄めて、片栗粉でとろみをつけるだけ。
とっても簡単。
高級なタレでは、水の代わりに、出汁を使う。
砂糖も、黒砂糖を使うこともある。
材料だけ見れば、照り焼きと同じ。あれは、みりんと醤油のしょっぱめの味付け。肉にも魚にも合う、人気の味付け。みりんと醤油の比率を変えたら、色んな味。
すると、照り焼きに並ぶ、和食の甘い味付けとしてもっと有名になれるはずだし、今もみんな大好きなみたらしのタレ。
ちなみに、みたらしのタレを使うみたらし団子は、京都の下鴨神社が始まりの地。下鴨神社にお供えするお団子が始まりで、それが一般にも売られるようになったらしい。下鴨神社には、御手洗池やみたらし祭りがある。今のタレが作られたのも、しょうゆ味だったお供え団子を、大正か第二次大戦後に、砂糖を混ぜて、甘くして売り出したそうだ。それが今も下鴨神社そばにあるみたらし団子やさん。
とするとみたらしのタレの歴史はまだ長くて百年くらい。
ということで、シンプルなみたらしのタレ。でも、みんな大好き、とても美味しくて、いろんな食べ物に合う、素晴らしいタレ。
きっと、みたらしのタレにはもっともっと可能性が秘められているはず。
みたらしのタレで世界のみんなをとろ~り笑顔にしちゃいましよう。
みたらしのタレ協会提供記事