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韓国人向けロシア語講座動画を見る日本人
先日、韓国人向けのロシア語講座動画が何故かYouTubeのおすすめ欄に表示されたので、試しに見てみたら案の定意味が分からず不思議な感覚になった。
分からない言語で分からない言語の解説をされているのだが、その一つ一つの言葉に意味が宿っているのかと考えた瞬間、言葉は意味の入れ物なのだということを思い出した。
声や紙に書いた文字には形のない意味が入っている。言葉は意味のパッケージなのだ。
意味を知らずに外国人が言った「今日はいい天気ですね」と、意味を込めて日本人が言った「今日はいい天気ですね」は、意味の伝わり具合が異なると思う。
逆に、アラビア語を読めない日本人が書いたアラビア語も、文字というより意味が宿っていない図形になってしまうだろう。
意味が宿った言葉からは、意味がより強く伝わってくる。
siriなどの音声アシスタントが発する言葉には意味が宿っているのだろうか。
最近はイントネーションがリアルになってきたので、意味が宿っている感じもする。
イントネーションや音量、筆圧やバランスなどのさまざまなパラメーターで強い意味性が生まれるのかもしれない。