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なんか面白い構造⑧

みなさんこんにちは。

突然ですが、百円玉とか千円札の原価っていくらなんでしょう。

昔、一円玉を作るには二円分のお金がかかるという話を聞いたことがあるのですが、「お金の原価」について考えるのって、頭がクラクラして面白いなと思いました。

さて、今回のテーマはこちらです。

お金くんは欲しい物を自分自身と交換する。

これは、もしも自分がお金でできていたら?という妄想をしていた時に描いた絵です。


昔は物々交換が主流でしたが、価値の尺度であるお金が発明されたことで、欲しい物は何でもお金を出せば手に入るようになりました。

お金ってすごく便利なシステムです。


とはいえ、そんなお金を手に入れるためには、働いたり投資をしたり、宝くじを買ったりなど、またそのお金を稼ぐための何らかの行為が必要になってくるわけです。

物と物とを介した物々交換はなくなりましたが、お金が発明されたことで、今度はお金を稼ぐ手間が生まれてしまったのかもしれません。

そう考えると、それはそれでまたちょっと面倒くさいですよね。


それならばいっそのこと、僕たち自身がお金になってしまったらどうでしょうか?


自分がお金なら、いちいちお金を稼がなくてもいいわけです。
その上、お金を持つ必要もありません。銀行に貯金をしたり、お金を財布に入れて持ち歩かなくていいので、とっても身軽です。


でも、自分がお金になると不便なことも出てきます。
それは、何か欲しいものがあった時に、その欲しい物と自分自身を交換しなければいけないということです。

例えば喉が乾いて飲み物が欲しくなった時。

飲み物を買うために自分自身を差し出すので、飲み物が手に入った途端に、自分は自分の物ではなくなってしまいます。

それじゃあ元も子もありませんね。


ということで、自分自身をお金化するシステムは、発明しないほうがいいということが分かりました。


宮田陵平(ミヤタリョウヘイ)
固定観念が壊れる気づきを日々集めてます。

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