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うつうつとした日に点、をうつ

ただ壁やソファーの角だったり、どこかをみてぼーーっとする。
はたからすると固まっているようだが、頭の中はとても忙しい。

自分を責めたくなる、後悔したくなる、ので気を紛らわす。
しかしそれも限界がある。繰り返し。

基本的にはそんな日常が続いている。
流れてくる悩みや考え事に時間を使うのが贅沢とさえ錯覚してしまいそうになる。

人には自動思考という機能があるらしく、うつになりやすい人はネガティブな方に考える、いわゆる「自動思考のずれ」が大きいのとのことです。

自分は極端にそのずれが大きい。
それを修正するために、ジャーナリングや感情日記はどうかな、と認知行動療法などに興味が出てきているところです。

二か所目のメンタルクリニックへ


ここ最近の話に戻りますが、最初に行った精神科の先生とは気が合わないかなと感じ病院を変えることにしました。
抗うつ薬だけは服薬を続け、少し距離のあるメンタルクリニックへ。

第一印象先生はとてもやさしく、記録されている職員の方は別にいたので問診に集中してくださる感じが嬉しかった。

私「以前受診した病院でうつ病と診断され、休職しています」

先生「そうですか、問診とテストも事前に受けていただきありがとうございます。この結果からするとうつの状態は、重度から最重度のようです」

先生「生きるのが大変だと思うことはありますか?」

自分「なくはないです。」

それから先生はただ聞いてほしいことを聞く、それが良かった。

先生「そういった経緯がとても大変だったんですね。今回は体の中のセロトニンやノルアドレナリンを出すためにこの薬を出しますね」

以前はわからなかったけど、自身のうつの状態がどの程度であるのか。
それを知ることができてよかったし、薬の説明も丁寧だった。

心の不調がどんな程度であれ、
気のせいじゃない、
心が弱いわけではない、
無理でどうにかしてはいけない。
あなたの体は、あなただけにしか大切にできないのです。

わかっているけど難しい。
課題になっているのは、頑張らない自分を認めること。
これからどうしたらいいのか、考えないことも認めてあげること。

日々の愉しみ


調子が良い日は、本を読むことができる。
前ほど感情が起伏しないので、落ちている時は全く読めない。
頑張って図書館で借りた本は、
外に出れていないので返すことができず、延長してしまった。

そんな中で楽しかった本がいくつかある。

西加奈子さん著 きりこについて

なんとなく手に取ったのだけど、とても衝撃的だった。
人は外見でもなく、性格でもない、さらにその上の段階に気づかされる。
根本的なことを忘れ、いつの間にか自分に無理をしている。
その工程に疲れやストレスを感じてしまうことにも納得がいく。
読了後に装丁を見てはっとしたのもほっこりして良かった。


Bialystocksの新しいアルバム


もともと何かを推すということは苦手。
追えないとすぐ疲れてしまうから、何かに絞るのをやめている。
励まされるのは憂鬱なので、クラシックやピアノの音楽ばかりを聴いているけど、邦楽で落ち着く曲もある。

ハンバートハンバートやBialystocksはやっぱり心地がよく聴いている。
それに新しいアルバムがもうすぐらしいので調子が良かったら聴きたい。

Bialystocks 日々の手触り

本当に好きなアーティストの一つ。
故人を思い出すことが多かったこの曲は、いつも泣いてしまう。
ついこの間のように感じる。きっと元気にしているのかな。

今は自分との対話のようにも感じる。
水面に浮かんで星を眺めているような気持ちなる。


やっぱり音楽と文章と絵が好きなんだと思えている。
これからも愉しみがいくつかある。
三浦しをんさんや益田ミリさん、星野源さんの積読たち。
好きな音楽たち。
どうなるかわからないけど、日々を不器用に手探りで触っていきたい。

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