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尊敬を恋愛感情と勘違いしていた

私は、すぐ人を好きになる。 これは本当に恋なのだろうか。 ただの気の迷いでは、そう思っていたし大半はそれで正解だった。 そんなふうに、恋愛の定義を正しく理解していなかったので、尊敬を恋愛感情と勘違いしてしまった。本当に好きな人ができたと、自分では思っていたのだ。 一生そばで見届けていたいと思った。誰かに取られたくないと思った。異性と話していると嫌だった。自分をもっとみて欲しかったし、一番になりたかった。恋した時の特徴を調べても見事に当てはまっていた。 自分の恋を疑い始め

    • 天国はなくとも、来世はあると信じていたい

      私の死生観は、死後の世界は天国も地獄もなくて無に帰すと考えている。 でも、小さい頃から、死後はレテの水を飲まずに、今の記憶を引き継いで来世を生きたいと思う。 本心としては、子供の頃から考えている記憶を引き継ぐほうなのだと思うけれど、なぜ真逆の思想に今なっているのか? 死生観を考える上で、死への恐怖は避けられない。怖い。私は金より地位よりも、なによりも、大切にしている記憶が無くなることが怖い。 物を大切にしたとして、結局、記憶と結びつかなければ、ただの物でしか無いからだ。

      • 私にとってのメイクは武装

        数年前の下書きにしまっていた記事を再掲 事の発端 「濃いメイクできないから就活嫌い」 そう友達に話したある日。 就活が始まり、自由にメイクができないことへの苦痛が想像以上であった なんというか、学校へ行く時も面倒でメイクが簡素になる時もあったし、何故突然こんなことになったのかわからなかったが、友達への感情の吐露があまりに素直だったので、そんな自分が可愛かった。私は自分を大切にしたいのに、周囲から見下され続けた経験からなかなか素直に自分を愛せないのが辛いのだ。 私にとっ

        • あの夜の海から飲酒が嫌になった

          昨年の10月頃、まさに1年前。 恋人と夜の海に行った。 恋人が運転をしてくれるので、 私だけお酒を飲んでいた。 海に着くと、昼とはうって変わって 色を映さない海が広がっていた。 暗く、呑み込まれそうだ。 「夜の海って吸い込まれそうだよね」 私がそう言うと恋人は焦った様子で 「行ったらダメだよ」と腕を掴んだ。 てっきり、笑って流してくれると思ったので、 驚きと罪悪感を抱く。 その頃の私は仕事が上手くいっておらず、 疲弊していたために、心配をかけたようだった。 信頼出来

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