【読本シェア#15】人生の教養が身につく名言集
こんばんはMMKさかいです
今週であった、本の紹介です
その“辞書“は人生を「図太く、賢く、面白く生きる知恵」
あぁ、好きだ
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「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」
ーダンテ・アリギエーリ
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ルネサンス初期の詩人ダンテ
この神曲の一文がなんと第1章のトップバッターとは、
こちらの心を掴んで離してくれない一冊になりそうだと期待してしまう
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はっ!
(あまりに引き込まれて、ルネッサンス時代フィレンツェへ行きっぱなしになるとこだった)
この本、名言集、でしょ
名言集って、目から鱗のようなキラキラした言葉のイメージですけど、
「希望を捨てよ」て・・・。
筆者曰く
希望=幻想 のようなもの。社会に対する甘い期待はすてて、世の中をリアルに見ろと言われている気がする
学び続け、知識を獲得し続けることで思い込みの世界から脱することができる
そうしてこの世界を虚心坦懐、リアルに見ることができるようになっていく
歴史的に左遷多数派の現実と文学的な価値の関係を示しながら
「栄進していては叶わなかった有り余る時間と鬱憤を晴らした」
まさに人間のありよう、としています
要は
「ちくしょう、
こんなに優秀な僕を見捨てるなんて」
ってことです
ダンテ(笑
=人生は捉え方により幸せにも不幸にもなる=
傍目には不幸な状況でも
毎日充実した気持ちで暮らしている人もいれば
我が身の不幸を嘆き続ける人も。
自分次第だと思えるかどうか
この「名言」いかがですか
著者の出口氏は本の冒頭にこんな言葉を綴っています
教養とは、人生をワクワクと楽しむツールのようなもの
時代をこえて語り継がれた知恵はいわば名言といえる
そして、願わくば皆さんそれぞれが『名言集・自分の辞書』を作るきっかけの一助にでもなれば
知っているということが「教養」ならば
「教養」は人生を豊かにするためのエッセンスだ
例えば、ワイン
ラベルに書かれた言葉や
味のこと、産地など、なんでもいい
知か無知かで手に取った「ワイン」に対する
深みや興味の幅がまるで違う
知識=教養
その知識は教養とカテゴライズされることが多いが
そんな大層なことでもない
知りたいか、興味があるか、知っているか
得たいと思えばいつでも、どこからでも得られる
それは人生を豊かにしてれる宝だ
そして、知識は人から、本から、旅からも得られる。
歴史的に有名な言葉を、こんなふうに捉えたことはなかったからこの本は棚ぼた的に私の心に響いた
人生を豊かに、ワクワクとさせる言葉たち
レオナルド・ダ・ヴィンチからココ・シャネルまで
出口氏が心に響いた、45の「名言」を一冊にまとめた
宝の地図のような本です
気になったらぜひチェックしてみてください
リンクの貼り方、勉強します・・!!
ここまで読んでいただきありがとうございました