ハーバード・スタンフォードどっちに行く?究極の選択の選び方〜決断に迷っている人へ〜 アメリカ大学院留学日記#0
人には必ず選択をしなければいけない時がある。
仕事や学校、パートナー、住む場所、行く場所、ライフスタイルなど選ばなければ行けないときがある。
自分もものすごく悩んだ。
2022年4月15日。
この日は大学院の進学先を決めなければ行けないときだった。
幸運にも大学院受験で合格を6つ頂いた。
受験記は以下から。
その中で色々悩んだ結果、ハーバードとスタンフォードの二択になった。
世界最高峰の大学どちらにも行く切符を手にしたが、その中でどちらを選ぶか。
こんな贅沢な悩みはない。
だからこそ、とても悩んだ。
基本的に、あまり悩まない性格である。
だが、このときは流石に相当悩んだ。
どちらも、教授、プログラム、仲間、環境など贅沢すぎる。
そして、この選択は今後の人生に大きく関わるだろうとおもっていた。
今後の人生に大きく影響する決断を、4月15日までに決めなければなかった。
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コロナの影響で大学を選ぶ時に直接現地に行けなかったので、仕事を退職した次の日からすぐにアメリカに飛びスタンフォードとハーバードに行った。そして、ついでに昔のホストファミリーや仲間を訪ねに、アイオワにも行った。
4月1日にスタンフォードで合格者のオリエンテーションがあったので最初はスタンフォードがある、カリフォルニアのパロ・アルトにむかった。
初めてのカリフォルニアで、久々のアメリカということで興奮気味に行ったが、アメリカの独特の雰囲気はやはり面白かった。
髪型、服装、見た目、行動、雰囲気が一人一人違う。「多様性」という言葉が体現されている場所だと再認識した。
また、スタンフォードのキャンパスは、雄大な自然に囲まれながら、世界最先端の環境で、皆エネルギーを持って活動してる。
合格者や教授、現地の学生と話していく中で強く思った。
「ここに行きたい!」と。
たぶん、「自分はこの環境がすきだし、スタンフォードに行くだろうな」とこの時は思っていた。
その後、サンディエゴのHTHを視察し、アイオワで昔のルームメイトと再会した後に、ボストンに飛んだ。
ボストンも魅力的な街だった。
ボストン・コモンという大きな公園に日本の桜があったり、街中を歩くとアメリカの歴史が感じられるクラシックな建物にも出会った。
現役のハーバード生と実際に話し、「母国の教育を変えたい!」と熱量を持って語るベトナム出身の学生の熱量は感化された。
日本から留学している方にも会って案内してもらい、教育に熱い思いを持っている人と色々情報交換した。
そして、数日間すごして強く思った。
「ハーバードで勉強したい!」と。
ということで、「両方行った結果、どちらも魅力的だし、両方行きたい!」と思ったのである。
ただ、どちらか一つを決めなければいけない。
ということで、迷いに迷っていた。
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4月15日。決定をしなければいけない日。
まだ悩んでいた。両方の学生、両方の教授、両方の卒業生、両方の大学に行ったことがある方、教授など色々意見を聞いた。
様々な意見を聞いても、まだ悩んでいる自分がいた。
そして、決断についての本や名言も色々調べた。
その中で、「決断」や「悩み」に関することで自分がよく参考にしている考え方をいくつか紹介したい。
1、49%と51%の悩み
そもそも悩むということは、どちらもいいことがあり、簡単に決められないから悩むのである。80%くらいこっちの方が良いとあれば、すぐに決められる。なので、そもそも「どちらもとても良い」と自覚することが大事なのである。
相談した相手の一人に、「ハーバードもスタンフォードも10年後には誤差だよ」と言われた。確かに、どちらも素敵だし、あまり差は将来ないのかもしれない。
2、選ぶ規準を決める
何かを選択する時、そもそも何を規準にするかを考える必要がある。「知名度」「カリキュラムの充実度」「サポート体制」「気候」「卒業後の進路」「学部の生徒の数」など。
どの規準を選ぶかで、自ずとどちらかが決まるという考え方である。この決め方は非常に論理的であり、左脳的な決め方である。
自分は色々な規準を比べた結果、なお決められないという結論だった(泣)
3、よりワクワクする方に
正しい道ではなく、楽しい道。ワクワクする方にという考え方。先程の「基準によって決める」といった論理的ではなく、心に聞いて、直感的に決める決め方。右脳的。自分はよくこの決め方をすることが多い。
とここまで、決断に関してのいくつかの言葉を紹介したが、自分はどう決めたかというと、「自分はどう生きたいか」と考えた。
そして、そこから決断した。
自分はどう生きたいかというと、「挑戦する人生を送りたい」と考えた。
本田圭佑がミランの10番を選ぶ時に記者から「プレッシャーはなかったのか。」と聞かれた時に、
「逆に質問したいのは、目の前に10番をつけるチャンスがあって、違う番号を選びますか?っていう話ですよ。僕はそのチャンスが目の前にあって、喜んで自分から要求しましたし、選ぶときにプレッシャーのことは何も考えなかったです。」
と選んだ。
これを自分は思い出した。
そしてこう思った。
「ハーバードとスタンフォードに両方行くチャンスがある」中で、「両方とも行く方法がないか」と。
両方に行く意味、ハーバードとスタンフォードではそれぞれこうゆうことを学ぶため2ついく必要があると、2つの大学の履修計画を準備してスタンフォードのプログラム長の教授にきいてみた。
「1年間待ってくれることは可能か?」と。
そして、
「それは難しい」と言われた。
しかし、ハーバードの教授に聞いたところ、「来年推薦状や取り組んだことを追加すれば、また考える」と言ってくれた。保証はしてくれないものの、来年行けるチャンスがあるということだ。
ということで、ハーバード→スタンフォードはできないが、スタンフォード→ハーバードは可能性があるということだった。
それを聞いて、スタンフォードにしようと思いスタンフォードにした。
結果、「両方行った結果、どちらも魅力的だし、両方行きたい!」と思ったという「どちらかの選択肢ではなく、第三の選択肢」を選んだのである。
4、「どちらか?」ではなく、「第3の選択肢」がないかを探す
実際にスタンフォードに行った後にハーバードに行くかどうかはまだわからない。今後どう思うかはまたその時にならないとわからない。
資金もまた考えなければならない、準備をもう一度して、アプライももう一度しなければならない、とやることは多いが、自分がこう生きたいと思う、「挑戦する人生」ではあると思う。
そして最も大事な考え方。
5、正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする
よく聞くセリフかもしれないが、自分がとても好きな言葉である。絶対正しい正解ではなく、自分が選んだ道を正解にする努力をして、「こっちでよかった!」と胸を張って言えるようにすることが大事である。決める前よりも、決めたあとの方が何よりも大事である、という言葉。
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こんな感じで、究極の選択をしました!
これからアメリカ大学院の学びの日記や日々の生活を気ままに書こうと思います。
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