こち亀の街
4月21日の「おもしろい警察の採用募集ポスター」の原稿を読んで感化されたわけではないが、『週刊少年ジャンプ』で1976年から連載された警官ギャグマンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の銅像がたくさんたてられている町を紹介したい。
それは、主人公・両津勘吉が勤務する交番がある東京都葛飾区亀有。
その亀有には駅を起点として、いくつかの「こち亀銅像」がたてられているのだ。なぜ「亀有公園前派出所」を起点としていないかというと、実は「亀有公園前派出所」というのは存在しない架空の派出所だからである(ちょっとショック)。
以前、亀有で打ち合わせをした時に、駅の南口で両さん・中川・麗子の像が迎えてくれたので、思わずテンションが上がってしまい、写真をパチリ。
これは2016年に連載40周年を記念して作られた「ようこそ こち亀の街へ! 両津・中川・麗子がお出迎え!像」で、命名は著者の秋本治先生ご本人。
ぱっと見には繊維強化プラスチック製に思えなくもないが、れっきとしたブロンズ製! 秋本先生たっての希望でカラー化が実現したそうである。しかし、「両さんのホルスターの拳銃を抜けるように」という先生からのリクエストは、盗難の恐れがあるため却下されたとか……。
三人の足元にさりげなくいるのは、大原部長。しゃがんで顔を確認しないと、なかなか分からない。
駅の北口には両さんの像。これは連載30周年を記念して2006年に作られたもの。
亀有には仕事の打ち合わせで訪れただけだったので、見れたのはここまで……。
ただ、「こち亀銅像」自体は大小合わせて15体もあるそうなので、機会があれば再び彼の地を訪れて、全制覇を目指したい!
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