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【人事職インタビュー】「“人”という側面から組織課題を解決する役割」 H.Tさん

こんにちは!三菱マテリアル採用広報編集部です。
今回は、人事職紹介企画として、高機能製品カンパニー管理部人事・CSR室に所属するH.Tさんにインタビューしました。

「人事という仕事に興味がある」
「どのような業務内容なのか詳しく知りたい」
「人事職のキャリアパスについて知りたい」
という方の参考になれば幸いです。


H.Tさんのプロフィール

こんにちは!三菱マテリアル㈱高機能製品カンパニー管理部人事・CSR室に所属しています、H.Tです。

兵庫県神戸市で高校生まで育ち、その後は東京、埼玉、兵庫県三田市、再び東京と、さまざまなところで過ごしてきました。

趣味は旅行で、今年はゴールデンウイークにフィンランドとデンマーク、夏休みにドイツとチェコ、秋に韓国に行きました。

いろいろな場所で新しいものを見たり聞いたり食べたりするのが好きなので、「次はどこに行こうかな~」と考えることを楽しみにしながら、毎日仕事に励んでいます(^^)

韓国旅行時の一枚

これまでの経歴を教えてください。

私は学生時代、「社会基盤を支える素材メーカー×組織を支える人事」という軸で就職活動を進め、職種別採用かつ出会った社員の「人の良さ」が印象的だった三菱マテリアルへの入社を決めました。

2015年の新卒入社後は、三菱マテリアルグループの人事制度運用や給与業務を担当するシェアードサービス部門で勤務しました。業務を通して自社制度や法令に関する知識を深め、これが自身の強みの一つとなりました。

「メーカーに入ったからには工場での勤務を経験したい!」という思いもあり、2019年に高機能製品カンパニーの三田工場に異動しました。ここでは人事業務全般を担当し、採用・教育・評価・労働組合との折衝、DE&I推進、健康・メンタルヘルスの支援などに携わりました。個人を支援する難しさとやりがいを感じたことが、社外でキャリアコンサルタントの勉強を始めるきっかけにもなりました。

2023年からは現職の高機能製品カンパニー管理部人事・CSR室に移り、カンパニーの事業戦略に基づいて、本社や各工場への人事戦略展開や組織の最適化をミッションとして、取り組んでいます。

DE&I推進の一環で交流会を企画したときの写真(左)

これまでのキャリアを振り返り、特に印象に残っている出来事を教えてください。

当初思い描いた通り、人事職という軸を持ちながら幅広い部署や仕事を経験し、専門性を高めつつ視野を広げるキャリアを歩むことができたと感じています。

これまでのキャリアの中で特に印象に残っているのは、自身が勤務している工場である製品の需要が倍増し、急な増産体制の立ち上げが必要になった時の経験です。

設備の稼働時間を確保するために臨時の夜勤体制を設定したほか、増員する必要がありました。採用するだけでは追いつかず、社内の他の工場やグループ会社への応援依頼も行い、人集めに奔走しました。

私は人事職として夜勤体制を設定するための就業規則の改定(法令上の対応)、応援者の勤務条件や住居の設定、応援派遣に関する不安点の解消など、製造部署や労働組合と協議を重ねて取り組みました。

人という側面から事業課題に貢献できることを実感したと同時に、スピード感を持って対応することと、課題を解決するために様々な手段をとる柔軟性が重要だと実感した出来事でした。

H.Tさんが思う、”人事職の魅力”を教えてください。

私が人事職に興味を持ったきっかけは、学生時代の経験を振り返った際、自分の行動によって組織全体がスムーズに動き、一人ひとりが働きやすくなることにやりがいを感じたからです。

入社前は、人事の仕事といえば採用や研修、福利厚生など、従業員サポートを主にイメージしていました。しかし、実際に人事の業務に携わるようになり、組織の課題解決を「人」という側面から広く支援する役割であると実感しました。

経営層や組織長に対して人事関連の知識やデータを提供して経営判断に役立ててもらうこと、人員配置やフィードバックなどのマネジメントを支援することも人事職の重要な仕事です。実務の遂行にとどまらず、事業戦略や企業理念の実現に向けたパートナーとして力を発揮することが、これからの人事職のミッションだと考えています。

正解がない分、目標達成のためのアプローチの自由度が高いところも、人事職の面白さであり難しさです。「どうすれば組織がさらに良くなり、一人ひとりが生き生きと働けるか」について、日々職場のメンバーと話し合いながら、仕事に取り組んでいます。

本社受付にて撮影した一枚

学生のみなさんへのメッセージ

数ある企業や仕事の中から自分のキャリアを選ぶことは、決して簡単ではありません。他の人と比べて焦ったり、自信を失ったりすることもあると思います。

私は就職活動で悩んでいたとき、「誰でも自分が当たり前にやっている(だからこそ気づきにくい)ことが必ずあって、それが自分の強みや価値観だ」とアドバイスされたことがあります。

就職活動をきっかけに自分自身について振り返ったことで、自分がどんな価値観、特性(強みや弱み)をもっているかを整理し、自分の気持ちや考えを相手に分かりやすく伝えて理解してもらうという、コミュニケーションの基礎を培うことができたと思います。

結果がうまくいかなかったと思っても、その過程で成長できる部分もあるはずです。

ぜひ、新しい自分や人との出会いをポジティブに楽しみながら取り組んでみてください!

▶ 海外のグループ会社人事・総務 Y.Kさんのインタビュー


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https://www.mmc.co.jp/recruit/career_fields/admi.html


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