「さすてな電気」から紐解く、住む場所に留まらないマンションの価値
こんにちは。不動産屋の松野まきです。
「さすてな電気」という、再生可能エネルギーを利用した電気プランを知っていますか?
今日は、実質的にCO2排出ゼロのエネルギー「さすてな電気」を採用したマンションについてお話しします。
さすてな電気って何なのか
さすてな電気とは、CO2の排出量を実質ゼロとした、環境にやさしい電気エネルギーの電力プランのことです。
東京ガスが提供していて、地球環境にやさしくサステナブルなところが高い注目を集めています。
環境負荷が低いだけでなく、誰もが知っている「東京ガス」が提供しているという点も、安心して利用できるという点において大きなメリットです。
さすてな電気を使ったマンションがある
東京ガスグループには、不動産部門を担当する「東京ガス不動産株式会社」があります。
主に都心部を中心にオフィスビルや住宅の提供を行い、豊洲や田町などの街づくりにも積極的に貢献している企業です。
そんな東京ガス不動産は、ESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮した不動産開発に力を入れていて、「さすてな電気」を使ったマンションも多く提供しています。
東京ガス不動産が提供する「ラティエラシリーズ」というマンションが、マンション共用部に「さすてな電気」を使っています。
他にも、屋上や街頭に「太陽光発電設備」を取り付けて、オンサイト発電によって電力を賄うなど、環境に配慮した機能を導入しています。
マンション共用部の電気だけでなく、電気自動車充電システムの電力もさすてな電気によって賄っているそうです。
他にもサステナブルアクションを取り入れている
さすてな電気のほかにも、防災備蓄品(蓄電池・充電ケーブル・トイレ)や、AED、エレベーター内にエマージェンシーキットなどを設置しています。
他にも、両国や武蔵小杉の物件には、水害時に外部から建物内部への浸水被害を防ぐため「防水板」を設置。
環境への配慮が進んでいるだけでなく、住民にとっても健康的で持続可能な生活を実現できる点が大きな魅力です。
結び
近年、マンションはただの住まいという箱ではなく、共用施設や利便性、安全性、環境配慮がますます進化した空間となっています。
現代の人々が求めているのは、ラグジュアリーという付加価値だけではなく、安心して暮らせる空間と環境に優しい持続可能なライフスタイルだと感じます。
今後も、マンションは住む場所にとどまらず、ライフスタイルを豊かにする総合的な空間としてますます進化していくのが楽しみです。
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