0と1の間を広げる
皆さんおはようございます🍃
社長の松本真和です🐈⬛
本日の朝セミナーは、「0と1の間を広げる」と言う事についてお話しします。
最近、バリカンワークの研鑽に余念のない(☺A)さん。
終礼報告において、その日に担当したお客さまのバリカンワークで、修練の成果もあって、接合部エリアのグラデーション設定が初めてにスムーズに出来たとの話しを寄せて貰いました。
今回は、このケースを起点に技能の構造を探索してみます。
ここには、大きく三つの要素が登場します
❶自分の技量です
❷お客さまのマテリアル(素材)です
❸道具の特性です
おもにこの三つの要素の関係性の中で私たちのパフォーマンスは表出される事になります。
ここで思い出して欲しいのは、学校では、教える事そのものが目的ですので、この要素を固定値もしくは固定的な要素として扱っていたはずです。
①技量が未熟な生徒
②条件の同じ素材(ウィッグ)
③同じ道具
しかしサロンの現場では、其々の要素は、さまざまな影響を受けて揺らいでいる事に気付かされます
①技量は、絶えず変化しています
②又お客さまという素材も求められることも時間とともに変化します
③道具は、技量と素材(マテリアル)の兼ね合いで違う表情を見せます
つまり、現場における現実を構成するファクター(要因)は、常に揺らいでいるのです
その揺らぐ現実を感覚に流し込みながら統合することで、新しい現実なり現象を表出表現するのが技術者の仕事なのです
従って、私たち技能者の表現の答えともいうべき情感は、0と1の間に漂っているのです。
0から1になるのことを習得と言い。
0と1の間を広げることは、技能を深めることです。
それでは、本日出勤チームの皆さん
本日も宜しくおねがいします🤲
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