スマホで十分か? カメラが必要なのか? わからない時にイッパツで決めるポイント📷(note風タイトル)
イッパツで決めるたったひとつのポイント(2024年末時点)
イッパツで決めるポイントは望遠レンズを使いたい、あるいは遠くのものを撮影したいかどうか?
これだけです。
もし望遠レンズを使いたい(遠くのものを撮影したい)なら、お財布の許す限り高いカメラのダブルズームキット、あるいは望遠レンズ付きを買ってください。メーカーは問いません。迷ったらお値段とデザインで選びましょう。
しかし、べつに望遠レンズを使うつもりがないなら、スマホで十分です。カメラは不用ですが、どうしてカメラが欲しいなら、お値段とデザインで選びましょう。
ただし、すごい性能の望遠レンズを搭載したスマホが登場したら、もうカメラはマジ不用です。スマホで十分ですよ(ハリソン・フォードに困惑する屋台のオヤジ口調で)。
おしまい。
自炊にたとえて解説します
自炊するけどなにを食べるかわからない、どんな料理するかもわからないって相談されたら、どう答えます?
自分はホットクックなどの電気調理鍋で、炒め物機能付きを買って、食材はコープなどのミールキットを買うように薦めます。
重要なのは、買ったミールキットを電気調理鍋に入れて起動すれば、ほとんど失敗なく料理が完成する点です。包丁も使わず味付けも決まっているから、迷わず考えない。そこが良いのです。
なぜか?
自炊するけどなにを食べるかわからない、どんな料理するかもわからないって人々が求めているのは、実のところ食事であり食べものなので、料理の情報は不用です。じゃ外食でよくないかって思うけど、自宅で食事したい事情や希望があるから自炊って背景は推測できますから、ミールキットに電気調理鍋が最終回答です(電子レンジは電気調理鍋ほど考えずに調理できない)。
ちょいと旧い記事ですが、ホットクックの便利さ、万能調理器具っぷりが簡潔かつ丁寧に説明されているので、ぜひお読みください。
話をスマホとカメラにもどします。
スマホかカメラで迷う人々が求めるのは画像で、撮影機材じゃない
スマホの画像って、ミールキットを電気調理鍋でワンタッチ調理したように、画像の処理も調整もぜんぶ端末がやってくれます。撮影ボタンを押すだけの簡単操作で、ほぼ失敗なく画像が得られる素敵な機材です。スマホカメラって、ブローニーコダックに始まる大衆カメラの最終型なんですよ。詳しく語らないけど、大衆カメラは「かんたんポン! わたしにも撮れるんです」を目指して発展し、ついにスマホカメラがそれを実現したのですよ。
現状では望遠レンズが弱いけど、遠からず弱点を補った機種が登場するでしょう。
ただ、ミールキットに電気調理鍋のお仕着せに満足しない人々が自分で食材を選び、味付けして、失敗のリスクを恐れず(時にはヤケドや切り傷など、文字通りの痛い目をみても)、調理に挑むように、スマホカメラに満足できなくなった人々が、なにかを求めてカメラを買うかもしれません。
でも、その時にはスマホかカメラかなんて問いではなくて、その人が求める写真を撮るにはなにが必要か? 異なる問いかけが生まれ、言葉になってるはずです。
だから、自分は最初のポイントだけを示しました。
こんどこそお話しはおしまいです。
拙稿をお読みいただいたみなさんが、楽しく写真とお付き合いできますように。
え?
自分で写真を撮るのは面倒だから、これからは観る専になるって?
まぁ三食ぜんぶ外食で済ませる人もいるし、そういうのもありやな。
最後に
しかるに諸君、インプレ乞食は滅ぼさねばならない。