サブカル大蔵経999三木成夫『胎児の世界』(中公新書)
999冊目に紹介しようと思っていた本に、ようやくたどり着きました。
本書は、読み返すたびに驚きと緊張と発見がある、捨てページの一切ない狂気と幻想のオールタイムベスト新書です。
マッドな科学者か、真実の探求者なのか。医学と仏教の融合、西洋と東洋の因縁、科学と情緒の相克、フィロソフィー心技体、それを後押しする本能。
まなざし、おもかげ、懐かしさ、記憶。
これらは、どこから来ているのか。
自身の生命の進化の旅が始まります。
もちろん、このような論議のすべてを超えて、やはり人間社