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学校に行きたくても行けない子どもへの対応はそれぞれ違う

私のこどもは小4から登校しぶりが始まりました。中2になりましたが、不登校真っ只中です。


小3の3月2日から全国一斉のコロナ休校になり、その後から行き渋るようになりました。


最初の頃は咳が出たりして、花粉症の検査をやっていただいたりしました。


感情のコントロールは難しく、いきなり泣き出したり、泣きわめいたり。
ソファーを叩いたり、壁を蹴ったりしていました。


こどもの心の荒れようは、そういった行動に出ていました。

それでも小学校には無理矢理連れて行っていました。
泣いて嫌がるこどもを引っ張ってタクシーに乗せて。本当に酷い親です。

学校で何か嫌なことがあったのか、こどもに尋ねたら、あったと答えたので、先生に繋ぎました。
いじめられていたことが、わかりました。

こどもが、友達からいじめられていたのに、私は気づくことができませんでした。
こどもから、お母さん助けて、と言われることもなかったし、また気づけなくて、親として情けなくもありました。
こども1人で苦しまなくてはいけなかったのを考えるだけで、今でも胸が苦しいです。

今考えたら、その頃が一番ドン底だったのかもしれません。
私はスクールカウンセラーの先生に話を聴いていただいて、こどもが死んでしまうかもしれないと考えたりしていました。


無理に引っ張って学校に連れて行ったので、こどもの心をさらに傷つけてしまいました。

学校に行けなくなった直接の原因として考えられるのは、コロナ休校といじめだったのではないかと思われます。
でもその背景として、わが家の家庭環境も悪かったんです。
私は散々こどもの心を傷つけてきました。

まずは、こどもの命を守らなくては、と考えました。
こどもの側におり、できるだけハグしたりしてました。

学校に行けないこどもさんへの声かけは、その時のこどもさんの状態によるのではないでしょうか。
こどもさんの心に響く言葉も1人1人違うと思います。
どういう言葉でその子が動くか、が大事です。


私のこどものように、命に危険があると考えられる場合は、なるべくそっとして寄り添ってあげたらいいんでしょうね。
何か本人が好きなものを食べさせてあげたり、一緒にテレビを観たり。

勉強や学校のことは一旦忘れるのも必要ではないでしょうか。
その子にとって本当に大切なものが何なのかをよく考えて欲しいです。



無理して、こどもさんに働きかけて動かそうとすると、反発することがあるかもしれません。
そんな時は、動かせるタイミングではないんだと思います。


こどもさんを監視することなく、よく観察し見守り、タイミングを計ってこどもさんに働きかけることが必要だと思います。
あとは働きかける加減をその時々で変えることも大切です。


今、学校に行けないわが子がいる母親が、こんなことを伝えても響かないかもしれませんが、ご参考までに。
失敗することも多いんですが、失敗は成功のもと、失敗で学ぶことはたくさんあります。


最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。


学校に行けないお子さんをお持ちのお父さんとお母さん、お互いにゆっくり歩いていきましょうね✨


こどもを信じて見守り、待ちます。