死ぬまでに伝えたいオヤジの小言 「家族の役割」
氷点下の中、髭が凍りながらランニングしているオヤジです。
今年も楽しくストイックに走り続けます。
さて、今日は「家族の役割」という話。
子供がお風呂に入りながらいった一言からこんな話になった。
お父さんは、
勉強教えてくれるし、
サッカーも教えてくれるし、
絵も描いてくれるけど、
お母さんは何も教えてくれない。
「・・・・・」
しばし沈黙。
フムフム。どうしたものか。。
「君にとって家族とは何?」
息子「宝物だよ。」
「では、家族っていったい何なんだろう?」
息子「・・・・・・わからない。。。」
「お父さんはサッカーによく似ていると思うよ。」とヒント。
息子「・・・・・・」
「仲間ってこと?」
「そうだね。仲間。チームなんだよ。」
僕たちがサッカーやって帰ってきた後に、テーブルの上はどうなってる?
息子「・・・ごはんができてる。」
朝起きてきたときは?
息子「・・朝もごはんができてる。」
「他には?」
「君の汚くなった靴下が真っ白になっているのはなぜ?」
息子「お母さんが洗ってた。。」
「夜寝るときに本も読んでくれる。」
「家族はチーム。だから役割があるよね。」
「お父さんは表の目立つ部分を君と過ごしているからそう見えるけれど、大切なのは目に見えない。普段気づかない部分だよ。
もしお母さんがその役をしてくれなければお父さんがやることになるよね。そうすると??」
息子「・・・練習もできない。勉強も教えてもらえない。」
「サッカーでいえば、君が選手。お父さんはコーチ。お母さんはサポーターでありマネージャー。」
「君が活躍するためには、どれが欠けてもいけないよね。」
「食べることと、寝ることで、しっかりとした身体をつくる。」
「そして何気ないその毎日の食事や、睡眠がなければ、君はサッカーの練習ができない。もちろんそうなるとうまくならない。」
「僕たちはチーム。誰か一人でも欠けちゃいけないよね。」
だからイタリアでは、家族を"Tesoro"=”宝物”っていうんだよ。
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