ヘンプシードの効果を最大限に得る為に必要な事とは?
『ヘンプシードの効果を最大限に得る為に必要な事とは?』
体質分析&マインドフル食事法を提案する米国NTI認定栄養コンサルタントの美鍵(ミキー)です
ここ数年、様々な健康雑誌や書籍に多く取り上げられているスーパーフードのひとつとして注目されている『ヘンプシード』
ヘンプシードはナッツ系の味わい
ヘンプシードといえば、"麻の実"のことですが、単独で食すと味はナッツ系(私的にはオイルはややインカインチの味に近いかな)の味で、シードは癖はなく食べにくさはないですが
苦手な味わいだったとしても匂いのある食材に混ぜてしまうと味自体も感じなくなります(嫌いで食べるものは美健にNG要素を含むため、本当に大嫌いな味の場合はオススメしません)
ここ数年は、特にどの書籍でも褒められ放題の『ヘンプシード』ですが、そこまでもてはやされるのは何故なのかやや深掘りしてみました
ヘンプシードの栄養成分
まず、もてはやされ放題のヘンプシードの栄養成分をチェックしてみますと
(1日摂取目安量20gあたり)
エネルギー 122kcal
タンパク質 6.4g
脂質 10.4g(飽和脂肪酸1.5g ω3系 2.0g ω6系 6.2g)
炭水化物 1.0g(糖質0.2g 食物繊維0.8g)
ビタミンB1 0.20mg
ビタミンB6 0.14mg
カリウム 240mg
亜鉛 2.4mg
鉄 2.08mg
銅 0.5mg
マグネシウム 207mg
ヘンプシードは1日摂取量目安で摂取困難栄養素も100%カバー
と例えば一日摂取量目安を摂ると、(18歳以上基本熱量2,200kcalの場合)
オメガ3 100%
鉄 30.6%
銅 55.6%
マグネシウム 64.7%
と摂取が難しい栄養素もカバーできちゃう優秀な栄養素を豊富に含みます
さらに良質なタンパク質(必須アミノ酸)も含むので、ヴイーガンの方のタンパク源の1つとしても活用可能ですが
タンパク質摂取目的ならばヘンププロテイン(左)の方がオススメとなります
(私はヘンププロテインは直食べしてます…オススメはしませんが笑、私的にはドリンクより直のが食しやすいです )
ヘンプシードで着目すべき成分はやはり
ヘンプシードは様々な栄養素を含む中、やはり注目すべきは、必須脂肪酸のオメガ6とオメガ3を多く含む事が挙げられます(良質な脂質摂取が目的ならばヘンプオイルの選択も)
しかもこの必須脂肪酸の中でもダイエッターさんにも嬉しい要素がズッシリ詰まってます
そんな脂肪酸について詳しく語る前に、まず脂肪酸(FA)というのは、脂質の構成成分の1つであり
大きく分けて2種
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、この『飽和』と『不飽和』の名前の由来は分子構造によるものです
『飽和』と『不飽和』の違い
そして『飽和』と『不飽和』の違いを例えで解説する前に
まず脂肪酸というのは、炭素(C)酸素(O)水素(H)の元素の組み合わせ(分子構造)で、 例えばある飽和脂肪酸は↓
ただ分子構造だと化学(バケガク)と聞くだけで、背筋に悪寒や吐き気を催すぐらいに嫌いだという方のために別のキャラ(?)にしてわかりやすくして例えてみますと
ここから先は
¥ 500
よろしければサポートお願い致します。今後とも役立つ記事をアップしていければと思っています。