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アメリカの田舎町で年末にあった妙なことトップ2
1つめは、配達員のおじさんに固まられた
職場モンテッソーリ保育園が冬休みに入り、1人で昼間家にいたときのこと。
呼び鈴が鳴ったので、いそいそとドアを開けると、配達員のおじさんが立ってました。
ものすごい驚いた顔で、固まってるではないか!
なんだ?!
朝お風呂入ったから、髪もみくちゃ、とか、顔によだれがついてる、とかはないはず。
驚いてなのか、なんなのか、1言も発せられない状態だったので、
「ありがとう、サイン必要なんですよね?」と話しかけると、無言で、サインする器具を差し出してくる。
無言!
「わたしの名前でいいですよね?夫の荷物だから、夫の名前?」と聞くも、無言。
無言!!
ちょっと足ずさりしてる?
そんなに、アジア人が珍しいか?
最近白人以外の人をたまに見かけるようになったなあと思う日もあるけど、それでも、アジア人0.83%だもんね。
聞かなかったから、なぜ彼があんなにも驚いたのかまたは恐怖で怯えてたのか、本当の理由はわからんが。
わたしの住むボーズマンは、モンタナ州立大学があることで、他の町より国際的なんです。
と、モンタナ州のビクターという町に住んでいる義父が言ってました。
実際、ビクターに遊びに行ったときは、家族連れなんかに、レストランで凝視されるのはまあ普通のことで。
ただ、1対1で近距離で固まられたのは初めての経験。
2つめは、ガス点検に来たおじさんが終わった後気づいたら去ってた
こちらも、また、冬休み中に1人で家にいたら、ガス点検におじさんが来ました。
なんだかすごい疲れ切ってて、暗い顔していて。
彼も、挨拶代わりに、無言で、首にかけてる自分のIDカード指してきて。
「庭に入られますよね?門開ける必要ありますか?」と聞くと、ぽそっと、
「そのはずです。」と消え入るような声で。
おーい、アメリカ人って声大きいはずじゃないか、と心でぼやきつつ、
外に通じる門を開けて、おじさんをガスメーターの場所に誘導しました。
その後、1時間くらいたって、まだ作業してるのかしら、と庭に見に行ってみると、おじさん、いないし。
あらま。
それはいいんだけど、門を開けっ放しで帰ちゃう、って、ひどいな。
変な人入ってきてたら、どうしてくれよう!
2016年にアメリカ移住してきて驚いたことの1つに、思ってたより暗い人が多い、ということでした。
その後、慣れたと思ってたけど、立て続けにこんなおじさんと出会うと、また思い出しました。
大丈夫かなーおじさんたち。
次回は、ご苦労様です、とチョコでもあげたいところ。