アボカド

【アボカドとは？】 

中南米が原産の中南米が原産とされています。ごつごつとした見た目から「鰐 梨」と名前がついていますが、果肉はとてもクリーミーで女性から大人気の食材 です。 

果肉の20％が脂肪分ということで、「森のバター」とも呼ばれています。アボカドに含まれている脂質の大半は「不飽和脂肪酸」という、皮下脂肪になりにくく血液をサラサラにしてくれる効果が期待できるものと言われています。
また、アボカドは非常に栄養価の高い果物です。がんや動脈硬化の予防、老化抑 制などに効果があるといわれているビタミンEをはじめ、各種ビタミン、鉄やリ ンなどのミネラルも豊富に含んでいると言われています。
そして、体内の余分な ナトリウムを排泄してくれるカリウムも多いので、高血圧予防や脳梗塞予防、心 筋梗塞予防などにも期待できるとも言われています。 

ただし、特定の薬の成分を阻害する成分もわずかに含まれているので、療養中の 人は医師に食べてよいかどうか相談することをお勧めします。 1日に半分〜１個を目安に食べるのがオススメです。 

【アボカドの栄養(100ｇあたり)】 

エネルギー186kcal、たんぱく質2.5g、脂質19g、炭水化物6g、食塩相当量0g 

【アボカドの保存方法】 

熟したアボカドは冷蔵庫で、未熟の場合は室温で保存するといいでしょう。

☆未熟の場合→直射日光が当たらない場所か暑すぎない室温（20℃〜25℃前 後）見た目が黒っぽいものや触って柔らかくなったら食べ頃です。

☆切った後→種を付けたままで、表面にレモンをこすり付け、ラップを密着させ ると、アボカドの鮮度を保ったまま、2〜3日は美味しく保存ができます。 余ったアボカドは、冷凍保存も出来ますのでダイスカットにしてジップロック等 に入れて保存するといいでしょう。 

【アボカドは野菜？果物？ 】

農林水産省の定義では、畑になるものは「野菜」、木になるものは「果物」とさ れており、木の実であるアボカドはれっきとした「果物」です。ギネスブックに も、世界一栄養価の高い「果物」として認定されていると言われています。 

【アボカドの品種】

 1000種類以上あると言われ、輸入されているほとんどが「ハス」という品種に なります。

【アボカドの効能】

 甘酸・涼 / 脾 肝 
お腹を温め、元気を補充し、通便効果や疲労回復、肝機能UPに効 果。コレステロールの抑制と排泄をすると言われています。 脾にも通じていますので、冷たい食べ物で弱りがちな胃腸にも良く、消化吸収を助ける効果も期待できると言われています。
 

【簡単レシピ】

アボカドの糠漬け

※ぬか床はお好きなものをお使いください。 
※アボカドは熟しすぎていないものがおすすめです。

アボカドに多く含まれているカリウムにより、ナトリウムの排泄を促してくれるので、塩分濃度が高い糠漬けの食材としてアボカドは相性が良いといえます♪
また、カリウムだけでなく美肌やアンチエイジング効果のあるビタミンB郡が豊富に含まれていると言われていて、糠 漬けにすることで栄養価が更に高まるとも言われています。
 
作り方(アボカド1個分) 
①アボカドを半分に切り、皮と種をとります。 
②半分のまま切った表面を下にして糠の中に入れます。 ③冷蔵庫で半日～1日ほど漬けたら完成です。 
④糠を落としてお好きな形にカットします。 

ただでさえクリーミーなアボカドが更にクリーミーになりチーズのような味わいになります♪ 

エネルギー262kcal、たんぱく質3.5g、脂質26.2g、炭水化物8.7g(食物繊維7.4g、糖質1.3g)、食塩相当量1g/1個(140g)あたり

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