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[OldCityBoy的「映画」考察] イージー・ライダー(1969) ➡退廃系ニューシネマ、最終的にMac製品開発へ至る
退廃系ニューシネマの傑作ですが、映画の内容をご存じなくても、主題歌である"BORN TO BE WILD"は聞いたことはあるのでは?、と思います。また、あまり知られてませんが、ジャック・ニコルソンが、我々の想像する"ジャック・ニコルソン"完成形で出ています。
で、この映画は、"俺たち明日はない"、"明日に向かって撃て"、と同じ退廃系ニューシネマですが、この2つの映画は逃亡劇ですが、"イージー・ライダー"は放浪が演出の軸になっています。
つまり、社会に馴染めない若者が自由を求めて…、から、自由を得たものの…、にストリートが変わっており、この3本の映画をこの順で見ていくと、イージー・ライダーはより一層楽しめますよ。(ただし、いっぺんに3本続けてこれらを見るのはやめましょう。アングラ演劇的なアクが強い映画なので、いっぺんに観ると胸焼けします…。)
で、この映画でサイケデリックな表現が出てきますが、この映画なカルチャーに強く影響を受けたのが、あの有名なスティーブ・ジョブズなのをご存知でした?
何故かというと、PCのスクリームセーバーにでてくるあのなんともモワモワした画面表示って、イージー・ライダーで出てくるサイケデリックな表現と似てません?
ということで、ニューシネマが、現在の我々の使っているMac製品につながっていると考えるとなんだか興味深いのですが、退廃系ニューシネマも時代的に飽きが来たのか、これ以降は同じような映画は出てこず、このムーブメントは最終的にはサイケデリック表現からのMac製品開発に消化されたようです。
ただし、ニューシネマが映像表現に進化をもたらしたのは間違えなく、これ以降はSFを含む多種多様な映像表現が爆発する70年代に入り、これからの映画考察にも熱が入りそうです~。
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