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[OldCityBoy的「映画」考察] 明日に向かって撃て(1969) ➡ニューシネマにカテゴライズされているが、現代アクション映画の元祖でもあると思う
ニューシネマの名作にカテゴライズされていますが、それ自体は間違いではないのですが、自身の中ではスタントマンを用いた現代アクション映画の元祖に見えました。
ニューシネマにカテゴライズされている理由は、終始退廃的で最後までオチが無い"俺たちに明日はない"と同じようなストーリーだからだと思われます。
それはそうなのですが、実は映画としての新しい試みを行っています。具体的には、非常に危険なスタントを映像表現に加えているところです。
スタントを使っているのを自身が認識できたのは以下の3つです。
・動いている電車の上を走りながら移動する
・実際に爆発するシーンに立ち会う(爆発に巻き込まれる)
・崖から川に飛び込む
今となってはスタントマンを使って危険なシーンを取るのは当たり前ですが、この映画まで、あんなに生々しくスタントを描写した映画はないように思います。
また、最後の銃撃戦のアクション演出はとても今っぽく、実はこの映画は、現代アクション映画の元祖と呼べそうな気がします。
と言いながら話をニューシネマに戻すのですが、この映画で永遠と保安官が追いかけてくるところは、スピルバーグが下記でオマージュしているような気がしており、アクションだけでなく、これ以降のニューシネマ映画にも大きな影響を与えた作品でもありそうです。
そうは言っても、やはりニューシネマという新しいカテゴリーを打ち立てた"俺たちに明日はない"の影響力はとても大きいものがあり、それを超えるために新しい要素があるにしても、ストーリー的にかぶっている分、最後どうするんだろう?、と思って観てましたが、あの終わり方はとても良く、一本取られた気分で、そんな意味でも名作でした~。
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