メモしたほうがいいこと、じゃないこと
メモをとることに対してどのような印象をお持ちでしょうか?
メモをとることは良いこと、
本当はやったほうがいいことだけど面倒くさい。
こう考えている方は結構多いと思います。私もそうでした。
しかし、様々経験をして、考えていくうちに「メモが効果的じゃないこともあるなぁ」と思うタイプのこともあることに気づきました。むしろ悪影響があるとまでも。
どういうときにメモは効果的じゃないのか。
それは、判断の速さが重要になる物事です。
習うより、慣れろ系の物事はこれに当たります。
僕の人生で言えば、
英会話、格ゲー、スポーツ(そもそもメモできないけど)。
これは言わば反射のように対応すること、判断の速度が重要になります。
英語も英語脳をつくることが大切だ!と言われますが、本当そのとおりだと思います。
文法を会話の中で考える暇はありません。
一々立ち止まって考えていては一生身につきません。
Do you have ~?には Yes or Noで答える。
What do you have ~? には I have ~~. とパターンで返せる。
そのパターン + 頭の中の抽象イメージを言葉にして付け加え、リアルタイムで話す。日本語から翻訳はしない。もし、していたら、変な英語になったり、返答が遅い。
では、メモをとることの悪影響はなにか。
それは、あとで”ゆっくり”考えてやる癖がつく、
その場で修正したりする能力が培われない。
メモをすることで、頭の回転の速さを上げずに対処しようとしている。
メモをとっているから、やってる気になることもあるし、
メモをとっているから、この課題はその場で修正するものじゃなくなってしまう。
メモを取っているときは、メモをとることに集中するから、” 今、そのこと" に集中できていない。
ある意味、そのことから逃げてる。逃げのメモになっている場合もある。
こういう物事のメモで役に立つ場合は、一旦すべてが終わって、一区切り付いたあとに全体を俯瞰して整理する場合。
特に思い出しながら書くのが良い。思い出す作業は、もう一度同じことを頭で経験できるから、身につく。
ゲームであれあプレイ動画を見返して、一歩引いて見て、新たな戦略を練ったり、修正を考えたりすることが良いと思います。
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これについては100%正論じゃないと思いますし、メモのとり方も千差万別です。ただし、自分の人生の経験や、その中で出会った優れた人はこういった場面でメモをあまり取らない印象があります。
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