「信じる」ことの正体
信じるということは難しい。この言葉にはよくエゴが含まれているから。「自分の理想通りであることを期待し、そうではない姿が見えた時に失望する」、この世で多用される「信じる」の裏にはそんな意味を孕んでいると思う。
信じるということの本質は、相手ではなく自分の覚悟の在り方ではないかと思う。理想の姿ではなかった、これは裏切られたわけではなく、ただ見えていなかった部分が見えただけのこと。
そうなった時に、自分がどう行動するか、覚悟しておくことだと思う。そのためには自分がこれだけは受容できないということを明確にしておいて、それ以外は大きな気持ちで構えておくこと。
これが信じることの正体。