人時売上高の求め方②
人時売上高は販売している商品の単価や粗利率によって差が出ますので
一概にいくらが良いとは言えません。
各店舗の過去の売上高と総労働時間を調べて
お店独自の基準を設ける事をお勧めします。
それでも目安として例を挙げるのであれば
飲食店では人時売上高が5,000円を超えれば優秀と言われ、
3,000円~4,000円ぐらいが平均と言われます。
商品の粗利率が50%として3,000円の50%の粗利高は1,500円、
社員とアルバイトの給料を1時間の平均にすると1,300円以上になります。
人時売上高が3,000円未満だと経営は厳しい状態となります。
人時売上高の使い方として
売上高に応じた人件費を使えているか。
という分析方法があります。
1日のシフト(労働時間)が120時間であり、
売上がいくらあれば人時売上高の目標を達成出来るか。
という問題です。
労働時間×人時売上高=必要な売上高
で求めることが出来ます。