女子大生純文学作家は異世界に転生したくない!? 第一話
あらすじ
高橋ひまりは、十八歳の時、自らの青春を小説にし、賞を受賞。大学にも合格し、春に東京に上京。学生生活と文壇デビューを期待した。
しかし、突然発生したCOVID-19。世界はパニックに陥り、ひまりは 大学二年の春からずっとリモート授業となり、味気ないぼっちの毎日。ロマンスも皆無だった。
ひまりの心は自然と文学に向き、小説を書いた。それを自分に賞を与えた出版社に持ち込んだ。そしてこう言われる。
「純文学は売れない、マッチングアプリでたくさんの人とデートして体験記を書く!