姿勢#40 顔の歪みを正すストレッチ① 朝にできるストレッチ
顔の歪みを正すためのストレッチを扱います。今回は朝行うとよいストレッチについてです。
■朝にしておきたい準備ストレッチ
「伸び」の動作があると、脳が少しずつ目が覚めていきます。そのため、朝はまず深呼吸と伸びの動作のあるストレッチから行うのがよいでしょう。
仰向けの状態でベッドや布団の上でもよいので、手の先から足の先までを一直線になるようにイメージして伸ばします
息を吸いながら体を丸くし、息を思いっきり吐いて、上下に引っ張られているような感覚で体を10秒ほどかけてしっかりと伸ばします
元の仰向けの体勢に戻り、少し休んでから立ち上がります
立ち上がった状態でも同じく、息を吸って体を丸め、履いて体全体を伸ばします
10秒ほどゆっくりと体を伸ばし、またゆっくりと元の体勢に戻り終了です。
このストレッチを行うことで、脳と体を目覚めさせる効果があります。
■顔を目覚めさせるストレッチ
脳や体を目覚めさせた後は、次は顔を目覚めさせるストレッチを行います。
目を閉じ、口をすぼめ、顔全体を縮めます
次に目と口を大きく開け、顔全体を伸ばします
1と2の動作を5回ほど繰り返します
体を起こした後にこのストレッチを行うことで、顔の血行も良くなり、さらに目覚めも良くなります。このストレッチの後に、さらに「三日月のポーズ」や「三角のポーズ」などのヨガを行うことで、美姿勢になる上に食欲を抑える効果があるので、より美しく引き締まった体になっていきます。
朝はできる限り早く起き、忙しく過ごすのではなく余裕を持って朝の時間を過ごすことにより、美姿勢に近づけます。なかなか時間が取れない人は、朝の支度を行う際のちょっとした時間に1回でも行うことで、そのストレッチを習慣にすることができます。できる限り毎日続けられる方法を選び、顔の歪みを改善していけるように続けていきましょう。
■忙しいときでもできる美顔ストレッチ
顔全体の血行を良くするには、ストレッチが効果的です。しかし時間がないときや、通勤中にも刺激できる顔の血行を良くするツボもあります。
合谷(ごうこく)のツボ
合谷は人差し呼吸をしながら、10回ほどゆっくりと押しましょう。ストレッチほどではないのですが、毎日行うと少しずつ顔全体の血行も良くなります。
地倉(ちそう)のツボ
地倉のツボは、口角の上がった部分にあります。指先でここをじっくりと押すことで、顔全体の血行が良くなり、そして自然で美しい笑顔をしやすくなります。また、肌のくすみも抑えることができ、顔の歪みを正し、美しい表情にするのにも最適なツボです。
地倉のツボは両一指し指で、じっくりと5回ほど押していきましょう。この時、正しい場所を押すために必ず「鏡」を用意してください。少しだけ口角を上げ、優しい笑顔をイメージしながら行うと、より効果的です。
ストレッチと同じく、ツボも「毎日繰り返す」ことがとても大切です。イライラやストレスを抑える効果もあるので、覚えておいて気づいたときに行ういましょう。ストレッチと合わせてこれらのツボ押しを行うと、さらに効果的です。
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