「なんで太陽は燃え続けるの?」
そう4歳の息子が、眩しそうな顔をしながら私の顔を覗き込んでくる。
育児は育自。
一緒に調べてみた。
宇宙物理学者の桜井邦朋によると、「0.7%」が肝らしい。
太陽の中心核では水素が融合してヘリウムを作り出しているらしい。
そのプロセスで水素の質量の0.7%がエネルギー転換して放出され、それによって太陽は輝いているそうだ。
これがもし0.8%でも0.6%でも宇宙は成り立たない。
0.8%だと星の進化のスピードがものすごく早く水素を使い尽くし、太陽はすでに燃え尽きている。
0.6%だと進化のスピードが遅くなりヘリウム結合ができず、137億年経過したいまも炭素は作られていない。つまり、生命はいまだ生まれれていないらしい。
今日も息子の笑顔が見られるのは、こうした奇跡とも言える宇宙のバランスがあるからであることを知ると、今という時間を大切に行きていきたいと改めて思うのである。
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