Photo by nontan84 春に向かって(詩) 9 水木三甫 2024年3月2日 08:50 喫茶店で口喧嘩していると店のマスターがペンキを持ってやってきた口下手なマスターは壁の焦げ茶色を水色とピンク色に塗り分けた僕は喧嘩するのも馬鹿馬鹿しくなり空のような水色と桜のようなピンク色の境界線を散歩しようと君に言った君の手は羽のように軽くて逃げないようにそれでも壊さないように慌てないようにそれでも落ち着きすぎないようにそっと包むようにそれでも温もりを感じられるように僕は君を春へ連れて行く ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #散歩 #ピンク #境界線 #マスター #水色 #春に向けて 9