ワタナベ芸人さんがコンビ・トリオの垣根をこえてゲーム配信してるらしい
昨今、お笑い芸人さんが、続々とYouTubeに参戦しているのは、皆さんもご存知の通り。そのジャンルも様々で、YouTuberっぽく幅広いことに取り組む方もいれば、ネタに特化したチャンネル、趣味に特化したチャンネルなどがある。
そんな中、今回、どうしても皆さんに紹介したいチャンネルがあり、このnoteを更新する。
こてつのゲーム
今回私が紹介するのは、「こてつのゲーム」というチャンネルである。チャンネル名からも伝わるように、ジャンルとしては、ゲーム実況にあたる。
内容としては、主に夜(早くて22時以降)に様々なゲームをプレイする様子を生配信している。生配信はアーカイブが残るので、寝るのが早いひとでもアーカイブをみることが出来る。また、不定期に、生配信を短く編集した動画もあがるので、こちらも注目である。
チャンネルを運営するのは、ワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビ、ファイヤーサンダーのこてつさん。
ABCお笑いグランプリでの優勝経験もある、実力派コント師である。最近では、日テレで放送された「NETAMI」にも出演された。
そんなこてつさんがこのチャンネルを開設されたのは、2021年の12月。最初の頃は、「龍が如く」というゲームの実況をひとりで録画したものをチャンネルにアップされていた。
その後しばらくして、通称「いつメン」と呼ばれるメンバーとともに、ライブでのゲーム実況配信をするようになった。「いつメン」として配信に参加しているのは、次の3名。3名ともワタナベエンターテインメント所属である。
お笑いコンビ、チュランペットのとしぱんちさん
2022年のワタナベ芸人で1番おもしろい芸人を決める大会、ワタナベお笑いNo.1決定戦で優勝された、ワタナベ芸人でも今注目のコント師である。
お笑いコンビ、新作のハーモニカの藤田隼人さん
コンビのYouTubeチャンネル登録者数は10万人をこえるほか、TikTokでもかなりの再生数を誇る動画をアップするなど、ラップとヒューマンビートボックスを取り入れた漫才で注目を集める。ザ・ベストワンにも頻繁に出演。
お笑いトリオ、四千頭身の石橋遼大さん
この中では知名度は間違いなく1番ある。有吉の壁でのレギュラーほか、様々なバラエティ番組にも出演。四千頭身としてのラジオ番組も持つ。第七世代といわれた芸人では最年少になり、1996年以降に生まれた「Z世代」の芸人の中でも、四千頭身がその筆頭になるなるだろう。
※このほかにも、スペシャルゲストとして、ハナコの菊田竜大さんなどが参加されることもある。
「いつメン」の歴史はかなり長いらしく、過去には知名度のあるワタナベ芸人さんも参加していたことがあるとか。しかし、時がたつにつれて人数が減り、前述の4名が「いつメン」としてゲーム配信をしている。
「こてつのゲーム」内では、こてつさん以外の「いつメン」3人にはコードネームがある。
としぱんちさん→ぷぎゃん
藤田さん→たまらんのです(たまらん)
石橋さん→ぶりっじ(ばし)
※ここから先はコードネームで書いていく。
先輩後輩・年齢の関係性としては、こてつさんが4人の中で1番年上である。こてつさんとぷぎゃんさんは同期になるらしい。そして、たまらんさんとぶりっじさんは同期同学年にあたる。
先輩後輩の関係はあるものの、この配信中は気にせず、どこか和気あいあいとしているところがワタナベ芸人らしさを感じる。
そんな配信の注目ポイントをまとめてみる。
①冒頭の自己紹介
毎回、各々一ひねり加えてくるので、冒頭からおもしろい。特に、ぶりっじさんの自己紹介は毎回とんでもないことになってるので、ぜひ注目したい。
②同期同学年コンビの低レベルの喧嘩
同期同学年コンビのたまらんさんとぶりっじさん。2人がそろった配信で毎度繰り広げられる低レベルの喧嘩は印象に残る。でも、実際、この2人はかなり仲がいい(とファンは思っている)。それがみれる動画も添付しておく。
③リーダーこてつさんのあめとムチ
時に優しく、仲間の様子を見守るこてつさん。そして時には仲間にちょっといじりをいれるこてつさん。視聴者にも同じように時に優しさを、時に愛あるいじりを加えるこてつさん。おもしろいです。
④毎回何か奇跡(!?)が起きる
どのゲームでも、毎回何かが起きます。おそらく過去最大の奇跡が起きたのがこちらの回。
最後のほうがとにかくおもしろい。これによって、ぷぎゃんさん、たまらんさん、ぶりっじさんのキャラクターが混ざり合ってしまったのだが、これを「ばぎゃらん」といい、のちにおこなわれた、トークライブ(後述)のタイトルにもなった。
他にも見どころは盛りだくさんである。ぜひアーカイブをみてチェックしてほしい。最近では、ヒューマンフォールフラットやオーバークック、ドンキーコングなど、様々なゲームをプレイしている。
また、このチャンネルをみる視聴者(「工藤」という愛称がある)たちが、切り抜きをTwitterやTikTokにあげているほか、ファンアートをあげる方もいるので、ぜひ「 #こてつのゲーム 」で探してみてほしい。
いつライブ配信があるかは、当日こてつさんのTwitterやインスタのストーリーで告知されるので、ぜひフォローしてほしい。
そんなこのチャンネルだが、先月、こてつのゲーム初のトークライブ「ばぎゃらん」が開催された。既にアーカイブの販売が終了しているが、会場チケットは完売、配信チケットも、予想以上に売れ、一時買えないエラーが発生した。
内容はこれまでの歴史を振り返るものが大半だったが、こてつさん、ぷぎゃんさん、たまらんさん、ぶりっじさん、4人の中の良さが垣間見えるものだった。どうやら今後も開催予定らしいので、楽しみである。「 #ばぎゃらん 」でTwitterを調べると、会場の雰囲気がわかる写真がみれるほか、チュランペットさんのYouTubeチャンネルでは、楽屋の様子を撮影した動画がアップされているので、みてほしい。
長くなったが、「こてつのゲーム」について紹介した。私自身、このチャンネルを知ったのは、ぶりっじさんが出演されていることがきっかけだったが、そこから、いつメンのこともいろいろと知ることが出来、今ではそれぞれのコンビ・トリオの活躍も楽しみになった。
現在、チャンネル登録者はわずかだが、夏までには1000人を目指している。ファンも多くの方に知ってもらえるように、切り抜きをあげるなどして、チャンネルを盛り上げている。ぜひ1度、何となくでもいいので、のぞいてみてほしい。