プロセス軽視からの結果重視

作ってもらうっておかしいと思わない？

私はCHATGPTを否定はしない。私自身も使っているから。でも、なんでもかんでも作ってもらうっておかしくない？これも、あれも、それもやってもらえばいいやって考えが、私はちょっとおかしいんじゃないかと思う。

キレイで美しい結果ばかりを求めて、その途中にあるプロセスの重要性をわたしたちは見落としている気がする。

してもらうことが悪いとは言わない。でも、自分が～するという事が一番大切なんじゃないかと思う。

人間は知らず知らずの内に、自らが体験するその体験を奪われているきがしてならない。

結果重視で、そこに至るまでの経験が全てカットされ始めている。そのプロセスには、あまり意味はなく、最も意味があり、価値高いとされるのは結果。

良い結果さえ出せばそれでいい。結果が全て。そんな世界に今人間は向かっている。

何らかの結果を出すためには、それなりに段階、プロセスを私たちは踏む必要がある。でも、そのプロセスが今、便利だ！という言葉の背後に消されようとしている。

わたしたち人間は、大切なものを奪われようとしている。そのことに気づかないと、はっと気づいたとき、自分は何もできないものになっている可能性は大いにある。

いいものを、そしてよりよい結果だけがこの世界を創っているんじゃない。きれいで美しいものだけがこの世界を構成しているんじゃない。きれいではない。整ってもいない。そんな言葉にもできないようなめちゃくちゃなもの。このどうにもこうにもならない混沌こそが、これまで人間の文明、文化を築き上げてきた１つの力なのではないかと私は思ったりする。

言語が世界を創っているんじゃなくて、非言語、つまり言葉にすることのできないなにものかが意外にこの世界を創っていたりする。

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