継続的改善についてミーティングをしている時、欧米人はContinuous ImprovementとContinual Improvementを使い分けていることに気がついた。日本語では継続的改善と一つしかないが英語では2種類ある。
この2種類の改善を組み合わせて改善していくしかいないが、日本の会社や行政で今一番必要なのはContinual Improvementである。
Continuous Improvement
同じやり方やプロセスで改善を目指す。自ずから達成度は良くても毎年数%の向上しかない。
Continual Improvement
階段を登るように急激的改善を目指すやり方で、それには今までのやり方を一気に変えるプロセス変更や、自動化を伴うデジタル化で改善を目指すやり方である。上手くいけば達成度は数10%にもなる。
ただし、この場合(飛躍的な改善で達成度は一気に10%以上)は、新しいやり方やプロセスとなるので社員のスキル向上は必須である(特にデジタル化)。