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死ぬまで生きる日記
12月の頭には手にしていた1冊の本がある「死ぬまで生きる日記」という本だ。
著者を前から知っていて、この本がでると知ったときに、必ず買うと決めた。
そして、やっと仕事が落ち着いた日。本屋まで出向き、本を手にして、年末年始にゆっくり読むと決めた。
内容がどんなものかわからないけれど、きっとこの本はわたしにとって大事なものになる。なぜかそう確信していた。
気に入った本は1日で全部読んでしまいたくなって、寝る間も惜しんで読む、みたいなこともする。
でも、この本だけはじっくりゆっくり、言葉を噛みしめて読むと決めていた。
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年末年始、この本を本当にじっくりゆっくり、時間をかけて、言葉を噛みしめて、読んだ。
読んでよかった。
わたしは死にたいと現時点では思っていないのだけれど、「人生があと何十年もこのまま続くのはきつい」と思ったことは何度かある。
身近な人が若いころに自死したり、大事な人に自殺願望があったこともある。
だから、生きるとか死ぬとかそういうことを誰かが真剣に悩んで、それを書き記してくれていることにとても救われた。
それから、人の死に直面してからわたしはずっと、いまだに飽きもせず、孤独と居場所と表現について考えているのだけれど、この本にはそれらのことが書き記されていた(と、わたしは受け取った)。
いま読めてよかった、と思う。本当にそう思う。
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