心地よい居場所をつくる方法【イベントレポート】
大人数の人が集まる中での会話が苦手だと言い続けて大人になり、それでも自分の居場所が欲しいという欲は捨てられず。
大人数での会話が苦手なのに、苦手だからこそ、2023年にnoteメンバーシップを活用してコミュニティ運営を始めました。
最初は友人が入ってくれたところから始まったこのコミュニティも、気がつけば30名までメンバーが増えており、もともと友人だった人以外の方にも参加いただけるところまで成長しました。
何人の集まりを「大人数」というのかは人によるけれど、わたしの場合は3人が限度……という感じで長らく生きてきました(最近は安心できる場所が増えてきて、大人数も前より苦ではなくなっています)。
そんなわたしが30名も参加するコミュニティを運営しているなんて、学生時代のわたしは想像がつかないでしょう。
でも、わたしがいま作っているコミュニティは、わたしのだいすきで、心地のよい、大切な居場所になっています。
「コミュニティ」を作って本当によかった。
ということで、2023年3月に開始した灯火コミュニティも、なんと1周年を迎えまして、先日オンラインイベントで振り返り会を行いましたので、そのイベントでお話しした内容をこちらのnoteにまとめておきたいと思います。
イベントのタイトルは「心地よい居場所をつくる方法」ですが、コミュニティ運営のノウハウを伝える場ではなく、振り返ってどんなことを感じたかにフォーカスしてお伝えしています。
そして、これは安心して自分でいられる複数メンバーで構成された居場所(コミュニティ)を作る方法です。コミュニティで稼ぐ方法は書かれておりません。
ご理解いただいた上で、必要なときに必要なところを、気になるところだけかいつまんで、などお好きなように読んでいただけると嬉しいです。
読む上でのお願い
こんな方に届くとよいなと思ってお話ししました。
ここでお話しする内容はあくまでも「わたしがなにを考えてきたか」です。
コミュニティ運営の方法は色々あると思うので、参考程度に見ていただけると嬉しいです^^
灯火コミュニティ1周年振り返り会
主催者・ファシリテーター紹介
イベントは灯火コミュニティの主催をしているわたし(mizuho)と灯火メンバーの久保みのりさん(以下、くぼみさん)のトークセッション形式でお送りしました。
灯火コミュニティとは
灯火コミュニティはわたしが運営しているnoteメンバーシップを利用したコミュニティです。
月4本程度のコラムを配信していて、過去に配信されたnoteも全て見ることができます。プランは「コミュニティプラン」と「マガジンプラン」があり、お好きな方を選んでご参加いただけます(途中でのプラン変更も可能です)。
「聞いて話して自分を知っていく」がコンセプトのこの場所では、「内省しよう!」「自己理解しよう!」とゴリゴリ自己認知を高めていくわけではなく、「日常に問いをもつ習慣が少しでも根付くといいな」というゆるーく自由なペースでの内省活動が行われています。
コミュニティをはじめた経緯
くぼみさん:そんなコミュニティをはじめられた経緯からお話し聞けたらと思います^^事前に回答いただいているものだと、2つあるんですね。
まずは「①気軽に自分について考える場所があるといいな」はどんな意味なのか、もう少し詳細を教えてもらってもいいですか?
mizuho:わたし自身がいろんなことについて、比較的考えるタイプで、それが楽しいと思って日々過ごしているんですね。
なので、いろんなことを誰かと一緒に考えることができたらいいなと思っていました。
例えば、ふと読んだnoteから問いが生まれて、わたしこんなこと考えたんだって気づいたり、気づいたことをちょっと誰かに言ってみてもいいかもって思って実際に言ってみたりするとか。
そういうことが、もうちょっと気軽に、日常にあるといいんじゃないかということを感じるようになったというのが、灯火コミュニティをつくる大きなきっかけになってます。
くぼみさん:気軽にというところがポイントなんですね。灯火トークセッションのような、mizuhoさんと1on1で話すかたちではないものをイメージしていたんですか?
mizhuo:そうですね。コーチングとか、トークセッションもそうなんですけど、大体は聞き手の人が話し手の人に「今日はなにを話したいですか?」と聞かれて始まることが多いと思うんです。話し手が話したいテーマを持ち込んでくる。
話したいことを話すという意味ではとても重要なことだと思うんですけど、あれってテーマ設定を話し手がするから、自分の枠以外でテーマを持ち込むことがすごく難しい。
だけど、例えば自分以外の人の「わたしはこういう風に思っているよ」って考えを見たり、聞いたりすると「わたしはどうだろう?」とこれまで考えようとも思っていなかったテーマについて、急に考えたくなったりする。
そういう自分の外側にある問いについても日常的に、自然発生的に、考えるきっかけみたいなものが文章を読むってことだと起こりやすいんじゃないかなと思っていました。
くぼみさん:なるほど、ありがとうございます。2つ目の「②自分が安心できる居場所があるといいな」は、コミュニティ立ち上げの際にmizuhoさん自身がペルソナだったということですか?
mizuho:わたし自身が安心していられる場所を自分で作ってみたいなと思ったので、わたし自身がペルソナだったと思います。
その意味では、あまりわたし以外の誰かに影響を与えたい、誰かのための居場所をつくりたいみたいな意識は強くなかったかもしれないですね。
どちらかというと「わたしが居心地がいいなと思える場所欲しい」という気持ちが強くて、そこが「あわよくば誰かの心地よい居場所の一つになりえたらいい」という考え方でした。
くぼみさん:ペルソナ自体はご自身だったと思いますが、自分にとっての心地よい居場所をつくることで叶えたいビジョンみたいなものはあったんでしょうか?
mizuho:わたし、根本的な考えとして「土台をつくりたい」気持ちが強いんです。(主語が大きすぎるかもしれませんが)人生の土台をつくりたい。
頑張ってる人って大好きなんですけど、「頑張ります!」って言ったあとに、頑張れなくなっちゃったって打ち明けるのってきついところありませんか?
でも、生きていたら当たり前に頑張れないときってある。頑張りたいときには思いっきり頑張って、頑張れないときには頑張れないって言える土台がないと、人ってそもそも頑張りづらいんじゃないかなって考えているんです。
だから、人がなにかする上での「安心の土台」を先につくりにいきたかった。
ずっと頑張れる状態をキープできてたらいいのかもしれないですけどね。でも、頑張れないときもあるけど、なにかのきっかけを掴んで頑張れるところまで戻ってこれることの方が大事だと感じているんです。
その土台は「安心」なんじゃないかなと。
くぼみさん:灯火コミュニティという名前にもその気持ちは込められていますか?
mizuho:そうですね。「暗闇を照らす場所」のイメージでつけてもらいました。暗闇を照らすってほど、人生どん底ってわけでもないかもしれないですが。
でも、個人的には「不幸とまではいかないけど、うすーくずっと生きづらい」という気持ちを抱えて生きてきた感覚があって、「生きづらさをなくす」じゃなくて、「生きづらい中でも生きていける」という世界線をつくりたいとはずっと思ってます。
安心感って人によって尺度が異なるものだと思うんですが、わたしは「自分について考えたり、話したりすることができて、それが当たり前のように否定されなかったり、変にアドバイスを受けなかったり、変に干渉されなかったり、というのが安心だと思ってるので、そういう場所をつくれたらいいなと考えています。
この1年間のターニングポイント
くぼみさん:コミュニティを1年続けてみて、ターニングポイントはありましたか?
mizuho:最初にこの質問をもらったときに、ターニングポイントの解釈をすごい大きいきっかけととらえすぎて、「ない……。」って思ったんですよね(笑)。
でも、灯火コミュニティは、劇的ななにかというよりは、もっと「人生地続きだよね」みたいなテンションの場所を想定しているので、あえて急激な変化を起こしたり、爆発的なメンバー増加を狙ったりしていないんです。
自分から仕掛けにいってないわけだし、すごい印象に残るターニングポイントが起こるわけないんだよなと冷静になって、逆にいうとそれが安定運営のポイントだったのかもなと感じました。
その上で、大きなターニングポイントではなく、小さなターニングポイントってなかったかなと探してみたら、本当に毎月のようにあったなと。
全部は書ききれないので、4つにしぼって書いたのがこちらです。
くぼみさん:順番に見ていきたいんですけど、「①コーチングコミュニティにするか問題浮上時」というのは、結局はコーチングコミュニティにはしなかったという結果ではあるんですよね?
mizuho:はい。わたしの周りではコーチが運営するコーチングコミュニティが結構増えてきていて。
わたしも仕事でライフコーチをしているので、メンバーや友人から「コーチングもできる場所にしたらいいのでは」という声があったんです。
意見自体はありがたいし、一度検討したいなと思って、やることを想定してプランを考えて、当時の灯火メンバーに意見を聞いてみました。
そしたら「mizuhoはどうしたいの?」と逆コーチングを受けまして(笑)。
そうそう、わたしは灯火コミュニティで「わたしはこう思うよ?あなたはどうなの?」って問い続けてきているのに、今回はわたしが外側に答えを探しにいっちゃったなと気付かされました。
それで結局、コーチングは提供自体はできるんだけれど、灯火コミュニティではやらないと決めた。これは振り返っても大事な決断だったなと思います。
くぼみさん:コーチングコミュニティにしないと決めた理由はどんなところにあったんですか?
mizuho:色々あるんですけど、「コーチングコミュニティ」にしてしまうと、途端にこの場が「コーチングを提供する場」になってしまうってことが大きな理由です。
コーチングコミュニティだったら、メンバーになった人はきっとコーチングを受けたいじゃないですか。そしたら、みんな平等にコーチングを受けてもらうために「この日に集まろう」みたいな感じにしないといけない。
そしたら、冒頭に話していた「気軽さ」のコンセプトと離れてしまう。
自由度もなくなってしまうし、灯火コミュニティではそれはやらない方がいいよねと思いました。やるなら灯火コミュニティ以外の場所でやったほうがいい。
くぼみさん:「②2023年11月メンバーアンケート回収時の不安」はまた別のお話ですか?
mizuho:はい。灯火コミュニティは今回のイベントのタイトルにもなっているように「心地のよい居場所」をつくるぞ!と決めてはじめています。
なにより心地よく続けていくことを第一に考えたかったので、参加メンバーの目標人数や目標の売上のような、数字目標を一切決めずにここまで運営をしてきているんです。
だから、はじめたときにどのぐらいの人が使ってくれるのか、半年後にどうなっているのか、イメージが正直全然できてませんでした。
「1人でも使ってくれる人がいたら嬉しいから続けよう」というスタンスではじめたら、運営開始から8ヶ月ぐらいの頃にはメンバーが20人を超えてきていた。
自分が想定していたよりも大人数だったんでしょうね(笑)。こんなに使ってくれるとは思わなかった。
それで11月ぐらいに、どうしようと一人で勝手に焦ってきて。メンバーになってくれている20人の方は、なにを目的にメンバーになってくれていて、果たしてわたしはそれに応えられているんだろうか……!みたいな。
一人で考えているとどんどんネガティブになっていくので、思い切って当時メンバーだった方にアンケートの協力依頼を出しました。
入会理由や参加してみての感想、好きなコンテンツ、改善してほしいことなどを聞いたんです。
(当時のアンケート結果はコミュニティ内で共有しています。)
アンケートにはそれぞれの感想や意見がしっかりと書かれていたんですけど、総じて「わたしはこう思う、でもmizuhoの好きにやれよ」というメッセージだった。
それでまた「そうそう、わたしがやりたいことをやっていないとだめなんだよね」って冷静になって、コミュニティつくってよかったなとこのとき改めて思いました。
くぼみさん:メンバーはmizuhoさんが好きなことをやっていることが嬉しいってことなんでしょうか?
mizuho:もしかしたらその側面もあるかもしれないですけど、そもそも「心地のいい場所をつくるんだ!」と言ってるわたしが、自分軸じゃなくて他人軸で居場所をつくろうとしてたら、言ってることとやってることが違うじゃんとなりますよね。
答えを外側に求めずに、自分で考えて、自分が思う心地のよい場所をつくっていかないと、メンバーに対して不誠実だってことになるんだろうなと考えてます。
くぼみさん:確かにそうですね。「③マガジンプラン開始」はメンバーから意見が出て、はじめられたものですか?
mizuho:マガジンプランは、11月にとったアンケートも参考にしましたが、わたしがつくりたくてはじめたものです。
実は灯火コミュニティの「コミュニティプラン」って、はじめは現在の「マガジンプラン」でできることしかできない状態だったんですよ。
参加してくれる人が増えてきたので、交流会的な場所をつくってみよう、わたしと話せる場所をつくってみよう、ってできることを徐々に追加していって、いまのかたちに落ち着いている。
これはわたしがつくりたいと思ってつくったというよりは、メンバーが増えてきた過程で、みんなと一緒につくってきたという感覚が強くあります。
だから、「コミュニティプラン」は大好きなんですけど、そもそもわたしが最初につくったかたちもちゃんと残しておいた方がいいんじゃないかと思って、「マガジンプラン」をつくりました。
くぼみさん:「マガジンプラン」は、noteをただ読むだけのプランではないんでしょうか?
mizuho:そうですね。コミュニティを運営していてあれですが、わたし個人的にはコミュニティでの交流ってとても苦手意識があるんです。
なので、いわゆるコミュニティといったときに起訴されるコミュニティぽくないものをつくりたい。でも、ただ定期マガジンを購読してnoteを一人で読んでいる状態よりはもう少し人との関わりがあるような場所にはしたい。
そう思ってつくったのが「マガジンプラン」なので、メンバーとのzoomでの交流会には参加できないんですけど、文通箱は使えます。
くぼみさん:そうなんですね。文通箱って灯火コミュニティの安心感をつくりだす要素の一つだと感じていて、わたしも大好きです。ターニングポイントの最後は「④1周年!!!」ということで、1周年は大きめのターニングポイントだと感じますか?
mizuho:1周年だからなにかが大きく変わるということはないんですけど、確実にターニングポイントだと思います。
個人でサービスやコミュニティを立ち上げるときって、立ち上げること自体が大変だったりするので、はじめることに集中することになることが多い。
でも、コミュニティってつくるだけでは意味がなくて、1人でもいいから誰かがそこにいてくれないと成り立たない。しかも、そこに一定期間いてくれないといけない。
だから、はじめたときから、何人が使ってくれるかみたいなことよりも、この場所がどのぐらいの期間続く場所になるのかのほうが気になっていました。
灯火コミュニティって期間限定の場所ではなくて、いたいだけ入れる場所にしたいという思いがあって。もちろん2ヶ月で辞めたいと思ったら自由に辞められる場所でありたいとも思っているんですけどね。
1年居たいと思っているのに、2ヶ月しかいられないみたいな場所にはしたくなかった。
そういう意味で、「日常に当たり前のようにあるものとしての耐久性」がどれほどなのかを知りたいとずっと思っていたので、結果論ですけど、1周年なったときに、6ヶ月以上参加してくれてる人が半数以上いて、中には1年一緒にいてくれる人がいた。
少なくとも、この1年間はその人の日常に灯火コミュニティがあることを受容してもらえた。これはすごく大きな意味を持つと個人的には思ってます。
運営者自身の変化
くぼみさん:mizuhoさん自身が心地のよいと思う場所をつくってこられた1年だったと思います。その中で、mizuhoさん自身の変化はあったのかお聞きしたいです。
事前にもらった回答はこちらでした。
まずは「①もらってばかりで困っている」ということなんですが、mizuhoさん自身が得られたものが多かったということですか?
mizuho:多かったですね。灯火コミュニティがこの先どのぐらい使ってもらえる場所になるのかっていうのは、まだ未知数ではありますけど、わたし個人としてはもうないと困るなって感覚があります。
例えば、noteを書くとして、わたしはコミュニティ内限定で公開するか、一般公開するか毎回選べるわけなんです。でも、やっぱり悩んだらコミュニティ内に出す。そのほうが安全だと思うからです。
あとは、SNSって基本的に不特定多数に向けて書くものだと思うけれど、わたしは誰にも見られないってことはまずないわけですよね。文通箱なんて典型的で、文通を書いてくれた人がいて、この人に向けてお返事を書ける。
これは個人的にはめちゃめちゃ豊かな体験なので、もちろん豊かだなと感じる分、お返ししたいという気持ちで思いを込めてお返事を書くんですが、それでもやっぱり先にわたしがもらっちゃっているなと感じることが多いので、ありがとうございますって日々思います。
くぼみさん:このあたりは、もう一つの変化「②はじめるからつづけるへ」とも関連する部分がありますか?
mizuho:そうですね。「感謝の循環の中で生きたい」ってわたし普段から言っているんですが、まさにそれだなと。
「わたしが誰かになにかをして感謝されて、また感謝してもらいたいから頑張る」じゃなくて、「わたしの方に感謝がたまっていて、これを返したい」っていう循環があるんです。これはいい循環だなと思います。
あとは、灯火コミュニティってわたしがつくりましたけど、1年やってきた中で、すでにわたし以外の人の中にも「灯火コミュニティってこういうところだよね」っていうイメージや認識が育ってきていると感じています。
だから、その土台を踏まえて、わたしがこれからどんなことをしていけるのか考えられるようになったなと思っていて。
まだ具体的になにをどうしていこうというのは決まっていないのですが、1年目とはまた違った視点でものごとを見て、続けることをやっていけるといいなと考えています。
メンバーや興味を持ってくれている方へ
くぼみさん:最後にメンバーや灯火コミュニティに興味を持ってくれている方へメッセージをもらって締めたいなと思っていたんですが、mizuhoさんが「感謝しかない!」とおっしゃっていて(笑)。
mizuho:感謝しかないですねー。1年続けて、当たり前のことかもしれないんですけど、コミュニティに入るってすごい勇気のいることなんだなって実感しているんですよ。
「安いからとりあえず入ってみよー」みたいなノリで、コミュニティに入ったりはしないんですよね。
コミュニティって中が見えないから怖いし、新しく入って打ちとけられるのかとか。いろんなことが不安じゃないですか。
だから、どんなにこちら側が参加ハードルを下げてますよと言っても、コミュニティに入るのってものすごく勇気がいること。
コミュニティに入ることもそうだし、今回のようなイベントに参加してくれることもそう。コミュニティに入ってからも、文通箱を使うとか、交流会に参加するとかそういう一つ一つにやっぱり勇気がいる。
そのハードルをひとつずつ超えてきてくれているってことだから、感謝しかないなと思います。本当にありがとうございます。
コミュニティ運営する上でやらないと決めていること
くぼみさん:質問がきているので回答いただいてもいいですか?「コミュニティ運営をする上で、やらないと決めていることはありますか」という質問です。
mizuho:色々あるのですが、正直そこまで言語化できていないですね……。いま思い浮かぶのだと、基本的なことですけど「否定しない」こと。
あと意識的に「共感しない」ことはやっていると思います。「あなたのことわかるよー」みたいなのって麻薬みたいなものだと感じていて、「わかるわけないだろ!」と個人的には思います(笑)。
安易に「わかる」と言わずに、ちゃんと詳細を聞きたい。この解釈であっているか確認しながら話を進めたいといつも考えています。
それから、いわゆるコミュニティと言われたときに想起するものの中に「苦手だな」と感じることがわたしには結構あって。そういう「コミュニティに苦手意識があるわたし」がコミュニティをやる意味みたいなことはよく考えます。
「自分が嫌だな、苦手だなと思うことはしない」という、人間関係の基本みたいなことをコミュニティ運営でも大事にしていると思います。
イベントを終えて
1周年のイベントをやると決めたときに、意外とこの1周年のことって思い出せないなって感じました。
あっという間すぎたし、基本的には全て「自分で考えて行動して」を繰り返しているから、感覚的にやってしまっていることもとても多い。
なので、あえて今回のイベントでは、なにを話すかをあまり決めずに、話しながら思い出して、みんなでこんな感じだったねと笑ってみるのはどうだろうと思いました。
やってみたら、やっぱり誰かと話してみることで見えてくること、たくさんありました。
そして、参加したメンバーに「できたら2周年もやってもらいたい」と言われて、来年のいま頃も灯火コミュニティが誰かの日常にあるために、ここからまたわたしのペースでこの場所を守っていきたいと改めて思いました。
関わってくれる皆さん、本当にありがとうございます^^引き続き、灯火コミュニティをよろしくお願いします。
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