ため俳句 麦藁帽子
夏が来ると、畑に出るには、それ相応の服装で行くべきだ。
先ず第一に出来るだけ日光の直射を避けるために、肌の露出を最小限にする。半袖、短パンなんていうのは、もっての外である。自分の場合は、着古した長袖のYシャツ、伸縮性のあるズボン、長靴、首にはタオルを巻く、タオルは温泉旅館などでもらう薄っぺらいのが使い勝手がよろしい。そうして、幅広の農業用麦藁帽子。あの「カールおじさん」の出で立ちを想起されたい。
たとえ爺ィになっても日焼けは、お肌によくない。これ以上シミなどできると、ますます年寄りじみてくる、それはイヤだ。それに、年をとってからは体力の消耗につながるような感じがある。真っ赤に日焼けすると、自分の場合、だるさと疲労感がある。何より働きたくなくなる。
また、もひとつ、虫刺されや作物によるかぶれを防ぐ効果もある。これも自分の場合であるが、胡瓜の葉に接触すると、発疹ができるので、長袖手袋は、必ずである。
とにかく夏場、畑に出るのは命の危険もあると、肝に銘じたい。いうまでもなく、水分補給も忘れてはいけない。なんと言っても当地は哀しいほどに暑い土地なのだから。
それなら、涼しい早朝に作業をしてしまえばよいという人がいる、しかし、それはやや勤勉すぎるきらいを感じるので、小生の「なにごともほどほどに主義」に反するので、やらない。
今日、麦藁帽子を新調した。
麦藁帽子の一番よい点は汗をかいても蒸れるのが軽減できる点だ。それに、円盤状のつば(プリム)の幅が広いので、顔面を日陰にしてくれる。そうして、軽い。まあ、その分風には煽られやすいし、狭いところでの作業もし憎い。
とはいえ、なんいっても、夏の畑には「麦藁帽子」が似合う?のである。なにごとによらず形は大切なのだ。
早速明日から被ろうと思ったのだが、今夜から強い雨になるという、至極残念だ。