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ため息俳句 霜やけ
記録的豪雪の報、毎朝のワイドショーで。その寒波の余波ということか、今朝はここの辺りでも酷く冷え込んで、メダカを棲まわせている水盤の水が凍っていた。
畑の野菜は、皆霜に当たって萎びたり、枯れて変色したりしている。
そのように霜にあたった野菜を「霜降り」とか「霜やけ」一般に呼んでいる。
これは、自分の畑の白菜、結球し損なって葉をひらいているが、白菜である。
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こんなでは早々にかたづけてしまえばよいと思われるかも知れないが、自分はこれでいて気が長い方なのか、この葉の間から花芽が育ってくるのを待つのである。それを摘んで食べるのを楽しみにしている。
野菜ではないが、放りっぱなしの苺は、こんな状態である。
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これでも、季節が巡れば実りをもたらせてくれる。冬のこの時期が苺の旬、一番美味しいと思いがちであるが、露地の苺はまだこんなものだ。
ちなみに、「霜降り」と「霜やけ」は、違うらしく「霜降り」の野菜は霜にあたることで、かえって甘みを増すようなる野菜、自分の畑ではほうれん草が該当するだろう。
「霜やけ」と、霜にあたって葉が凍り付いて傷んでしまう状態である。小松菜とか青梗菜とか、だがね、自給自足の我等は傷んだところを取り除いて、食べてしまうのだ。