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水に関するイケてる情報ソースまとめ

今回は、水について幅広く活動している私が、特に参考にしている情報ソースをまとめてみました。


■国際協力系

WaterAid
ウォーターエイドは、1981年にイギリスで設立され、40年以上にわたり、水・衛生分野に特化して活動してきた国際NGOです。「すべての人がすべての場所で、清潔な水と衛生設備を利用し、衛生習慣を実践できる世界」をビジョンに掲げ、計26か国で活動している世界で最も大きな水・衛生分野の国際機関の一つです。
以下の活動レポートからは、深刻な水問題を抱える地域の実情、具体的な改善策に関する知見を得ることが出来ます。

■メディア系

・Mizu Design
一般社団法人Water-nが運営するWebメディアです。水から経済・社会・地域を見つめ直すことで、見落とされがちな課題や、新しい解決策に気づくきっかけづくりを目的とした記事を掲載しています。日々の生活や文化、まちづくり、広報、異業種といった幅広い切り口から、水業界の動向やトップの方々の対談記事も数多く掲載されています。私自身、大変刺激を受けています。

・ミツカン水の文化センター
ミツカングループが運営する組織です。水と人の接点に着目した『水の文化』という非常に質の高い機関誌を無料で読めます。水とコミュニティ、食、芸術、歴史などを、リベラルアーツ的な視点で学べます。
また、『水にかかわる生活意識調査』を毎年公開しています。市民の水に対する関心度、水道水や水道料金の印象などが定量的に評価されている上、専門家の解説も読むことが出来ます。一見、水とは縁のない業界の方々にとっても、ビジネスの種があるかもしれません。

■民間企業系

・環境省「ウォータープロジェクト」
健全な水循環・水環境の維持・回復や広く国民の理解促進に積極的に取り組む企業や団体の活動事例を紹介しています。
24年1月時点で、435の企業、団体、自治体が参加登録をしており、参加企業の一覧、活動内容をチェックできます。
近年ではESG投資などの流れから、経営戦略の観点でも水に配慮する重要性が高まっています。国のお墨付きを得ている水意識の高い企業がリスト化されていますので、投資やビジネスの視点でも大変参考になると思います。

・CDPウォーターのレポート
イギリスの国際NGOが、世界各国の企業の水リスク対策を評価しているレポートです。ESG投資家のデータベースとしても機能しています。
最高ランクのAを獲得している日本企業数は、なんと世界最多。日本は水リスク対策の先進国です。

以下のnoteで概要を解説しています。CDPウォーターの日本版レポートから、水リスクの先進企業を見てみると、自社の水リスクや企業ブランディング、投資の参考になると思います。

CDPウォーターの日本版レポートはこちら。

・GKP 下水道広報プラットホーム
水業界の民間企業が主体となり、情報共有や広報活動を通じて、下水道の真の価値を伝えると共に、これからの下水道をみんなで考えていくための活動を行う組織です。
市民科学、まちづくり、食、仕事など、日々の生活と下水道の関係を可視化し、魅力を伝えるイベントを全国各地で行っています。GKPが力を入れているご当地マンホールカードは、何でもない路地を楽しく歩くきっかけになるかも?


上記の情報ソースが、少しでも水とのつながりを意識するキッカケになれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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