本いっぱい買った【文庫編】
前回はこちら
先日、本をドカ買いしました。金がえらい飛びました。後悔はしていませんが、流石にペースを抑えるべきだったと反省はしています。
そう言えば前回載せ忘れたのですが、
サイズフリーのブックカバーを買いました。下部の布を折り折りして長さを調整しながら使います。ハードも文庫もいけるというから便利だよね。
※注意! ここで書くのは読書の感想ではなく「なんで買ったの?」というところだけになります。
・嵐が丘/エミリー・ブロンテ
こういうのってノリと勢いで買わなきゃ「読みたい!」という気持ちだけを抱えたまま死んでいきそうだと思い。人によっては全然食指が動かないタイプの名作だけど、暗い話は好きなのでオールOK。色んな出版社から出ているけど、普及率が高い新潮文庫を選んでみた。
・インスマスの影 クトゥルー神話傑作選/H・P・ラヴクラフト
馴染みの書店のWEB検索を利用して在庫を探している時、何度やってもクトゥルフのクの字も引っ掛からないのでおかしいな、と思っていたら、著者名を"ラブクラフト"ではなく"ラヴクラフト"で調べなければならなかったのであった。TRPGで宇宙的発音には慣れているつもりだったけど、まさかこんな躓きをするとは。インスマスさんには自分がクトゥルフTRPGをプレイする際にちょこちょこお世話になっているので、このタイトルの在庫が見つかったら買ってしまおうと思った。それに加えて、
・狂気の山脈にて クトゥルー神話傑作選/H・P・ラヴクラフト
こちらの山脈にもよくお世話になっている。しょっちゅう沢山の死体を見てきたし、そろそろ元ネタの方も触れておきたかった。
・カササギ殺人事件/アンソニー・ホロヴィッツ
アガサ・クリスティーは好きだけど、よく考えれば言うほど推理小説というものを読んでいない。中学生の時、やたら金田一耕助ばかり読んでいたことはあったけど、推理小説って作者が違えば全く匂いが違う。この本は帯に「本屋大賞だよ!ミスすごとってたよ!」みたいなことが猛プッシュで書いてあったけど、実は全く存じ上げませんでした(というか最近のそれらの受賞歴全く知らない)。迷うくらいなら有名なやつを読むに越したことはないと思っているので、ちょっと推理小説への頭慣らしがてら買ってみた次第。シリーズでもあるみたいなので、気に入ったらまた続きも読めるしね。
・異端の祝祭/芦花公園
もう見るからに私好みなんだが、SNSでおすすめされていたので。いつか角川ホラー文庫だけで爆買いしたい欲があるけど、今回はこれに絞る。最近は土着信仰や民俗学に興味が湧いているところで、そういう人間にはどうやらこの本が打ってつけらしい。あとホラー小説は表紙の使い方がすごく手に取ってもらえるかどうかの要になると思っているんだけど、こういうイラストはいい塩梅だよね…。
先日、ハードカバー編で紹介した『推し、燃ゆ』を読了したけど、このペースでいくと紹介した全ての本の感想を書き終えるのは来年とかの可能性もある(元々読むのは遅い)。流行りにのることを全く意識しない人間が故、周りのみんなが騒いだ数年後とかに騒ぎ始めたりすることが多い。そういう点ではメディア系の作品と比べると、自分のペースで入っていける書籍とはいい相性かもしれない。
まあ今回に関しては流石に買い過ぎたので、当面は新しい入荷はないと思われる。ゆっくり読み進めていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?