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初バースデードネーションの振り返り

誕生日に合わせて、初めてバースデードネーションに挑戦した。
NPOに勤めている友人が以前楽しそうにキャンペーンをやっているのを見て、いつかやってみたいと思っていた。誕生日の1か月前に、syncableから「バースデードネーションをやってみませんか?」という定型メールが来たので、誘いに乗ってみることにした。

支援先を選んだ理由

  1. 認定NPO法人である
    認定NPO法人への寄付は税制優遇が受けられる。寄付をする人のハードルを下げたいと思い、認定NPO法人から選ぶことにした。

  2. 食品ロスと貧困問題の両方に取り組んでいる
    フードバンク湘南は、企業などから余剰食品を集めて困窮家庭に配る活動をしている。食品ロス、貧困ともに私が関心のある分野なので、両方に取り組んでいる団体を支援したいと思った。

  3. 神奈川県の団体である
    私は神奈川県で育ち、今も県内で子どもを育てている。世界には様々な問題があるが全部は救えないので、身近なところを変えていきたい。

  4. 自分がこれまで知らなかった団体である
    私がキャンペーンを立ち上げることで、わずかではあるが認知度アップに貢献したいと思い、あえてこれまでお付き合いのなかったNPOを選んだ。超有名なNPOに寄付することも考えたが、そういうところは私がやらなくても誰かがやっているはず。

支援先を選ぶにあたり、団体名が分かりやすいことも大切だと感じた。例えば郡山ハッピーチャイルドプロジェクトのように、どこで何をしている団体なのかパッと分かる名称にする方が、数多の団体の中でも関心を引きやすいと思う。(実は郡山ハッピーチャイルドプロジェクトにするかフードバンク湘南にするか、最後まで迷った。結局、今自分が住んでいる地域に近い方を選ぶことにした)

得られたこと

  1. 自分の関心がある分野が明確になった
    syncableで「寄付金控除対象」(=認定NPO法人)でフィルターをかけても260団体以上がヒットする。その中で名称と概要の見出し3行を見ながら良さそうな団体を探していった。色々な団体の紹介を見ているうちに、自分が支援したいと思う活動、そうでもない活動がだんだんとはっきりしていった。

  2. プロモーションの練習ができた
    寄付とはお金をいただくこと。私は営業の仕事をしたことがないので、お金を出してもらうことの大変さを体感することができた。何をどう書けば支援先の活動に共感してもらえて、お金を出そうと思ってもらえるのか。キャンペーンの文章とSNSで発信する時の文章、それぞれ考えて書くことができた。

  3. 友人から応援してもらえた!
    10名の方から応援していただいて、とてもとても嬉しかった。
    小さいアクションを起こしてそれに賛同してくれる人がいたという経験は私にとって大切な財産になると思う。

改善すべきだったこと

  1. 期間が長すぎた
    キャンペーンを作ったら自動で寄付が集まるわけではないので、自分のSNS等でもりあげてPRする必要がある。今回は1か月間のキャンペーンにしたのだが、期間中に体調不良や旅行などがあり、切らさず告知ができたわけではなかった。自分一人でやることを考慮して2週間程度にしておけばよかった。

  2. 依頼先をリストアップしておけばよかった
    自分のSNSや所属しているコミュニティ内でキャンペーンを告知した。終了間際になって家族や友人に個別に連絡したのだが、彼らが気づいたときにはキャンペーンが終了していたというケースもあった。お願いできる人をあらかじめリストアップし、早めに連絡しておけばよかった。

  3. 文章が簡潔すぎた
    今回寄付を頂けたのは「私の友人だから」という理由の方が大きく、「団体の活動に賛同したから」ではないと思う。今回寄付頂いた方々は、数か月後には団体の名称も忘れてしまうかもしれない。そうであったとしても、貧困問題・食品ロスの問題があることや、それに取り組む団体があることは記憶の片隅にとどめてもらいたい。そのためには、私のキャンペーンページで、団体が取り組んでいる課題について、もっと詳しく書いた方が良かったのではないか。
    なじみのない団体を応援してもらうためには団体の魅力を発信する方が良いと思うのだが、その情報源もなかった。敢えて知らない団体を選んだのが裏目に出た格好になってしまった。総じて準備不足だった。


色々と反省点はあるのですが、挑戦して良かったです。簡単そうに見えて奥が深い世界なのが分かったので、もっと自分のスキルを結集して臨みたいと感じました。

バースデードネーションやクラウドファンディングを実施する際に参考になる情報も共有します。必要な人に届きますように!


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