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2024年1月の記事一覧
Wes Montgomery. Road song (1968)
CTIでの最終作は当時イージーリスニング界で人気のあったバロック調のアレンジをウェスの希望で導入しています。ただ個人的にはオーケストラが甘すぎるように思いCTI時代のウェスのレコードで一番最初に買ったものの一番聴いた回数は少ないです。イージーリスニング的にはこれでいいのかも知れませんがソロを増やすとかして刺激を加えた方がよかったかなと思ったりも。本作の録音から一ヶ月後ウェスは急死してしまいます。
もっとみるPhoebe Snow. Second childhood (1976)
全然知らない人の知らないレコードでしたがレコード屋で何故かジャケが気になって手に取り裏ジャケを見るとスティーブガッドやジョントロペイ、リチャードティー、ロンカーターなどの聞き馴染みのあるクレジットが。聴いてみるとフォークをジャズやソウルでコーティングした温もりのあるサウンドに夢中になってしまい今ではレコード屋で見つけたら多少予算オーバーしていても買ってしまうほど好きになってしまいました。
メンバ
George Benson - Weekend in L.A(1978)
本作はタイトル通り1977年9月末から10月にLAはハリウッドにあるロキシーでのライブから良い演奏を選りすぐったアルバムです。LPでは2枚組でに渡ってスタジオ以上にアドリブ多め熱高めの演奏を披露しています。しかもバンドメンバーはブリージンの頃から変わらないので息もピッタリで各メンバーのソロも最高です。ちなみにこの長くフュージョンをやってきましたが本作の後はギターも弾けるブラコンシンガーに。一応マッ
もっとみるLabelle - Phoenix (1975)
ニューオリンズで録音したレディママレードがヒットしたラベル。本作もまたアラントゥーサンのプロデュース、ミーターズがバックという編成なもののゲストミュージシャンも多く参加しており特に興味深いのが奇才ジェイムズブッカー。レイチャールズとショパンが一緒になったようといわれるスタイル、明らかにただ者でなさそうなルックス、天才系のミュージシャンにありがちな破滅的な人生とクセの強さが3つ揃ったミュージシャンで
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